FTPクライアント - RootFTP

先日Vectorからダウンロードしてみたものの、急いでいたので長年使い慣れているFFFTPに流れてしまっていたので、今日は『RootFTP』をvistaにインストールしてみる事とする。

RootFTP
http://www.vector.co.jp/soft/win95/net/se086354.html

対応OSにvistaが無かったのがインストールしてみると正常に動いているようだ。(インストールというよりは展開してexeを実行しているだけだが)。FFFTPの左右分割とは違って上下に分割されている。・・・なんて思っていたら左右の表示やフォルダツリー(?)の表示/非表示も可能なようだ。少なくとも自分が普段使っているFTPクライアントの機能は押さえているという感じ。つまり自分はFFFTPでもRootFTPでも仕事に差し支えは無いと言う事だ。どっちが使いやすいかはやってみなければわからないけど。というわけでしばらくRootFTPを使ってみようかしら。

contribインストール

PostgreSQLには基本機能以外にもいろいろと追加できる機能がある。それらがcontribに纏められている(…言葉としておかしいかもしれない。)

  • pgbench:ベンチマーク試験(性能試験)実施モジュール
  • pgcrypto:暗号関連関数
  • pgstattuple:統計情報取得関数

といったようなモノがいっぱいある。8.3.3のマニュアルを確認してみたところ『追加で提供されるモジュール』として載っていた。

PostgreSQL-8.3.3 マニュアル - 付録 F. 追加で提供されるモジュール
http://www.postgresql.jp/document/pg833doc/html/contrib.html

そんなわけでこれらのモジュールを(全てとは言わないが)いつでも使えるようにしておく為にコンパイルをしておく。

contribモジュールのコンパイル&インストール

PostgreSQL本体と同様にpostgresユーザにてコンパイルを行う。インストールのみrootユーザ。

[postgres@CentOS-5.2 ~]$ cd /usr/local/src/postgresql-8.3.3/contrib/
[postgres@CentOS-5.2 contrib]$ make
 :
[postgres@CentOS-5.2 contrib]$ echo $?
0
[postgres@CentOS-5.2 contrib]$ 
[postgres@CentOS-5.2 contrib]$ su - 
パスワード: **********
[root@CentOS-5.2 ~]# cd /usr/local/src/postgresql-8.3.3/contrib/
[root@CentOS-5.2 contrib]# make install
 :
[root@CentOS-5.2 contrib]# echo $?
0
[root@CentOS-5.2 contrib]# 

これでとりあえずの準備が整った♪
だが全てが終わっているわけではない。例えば、pgbenchはコマンドとしてインストールされているのでパスさえ通っていれば使用可能であるが、pgstattupleは該当のSQLを実行しなければ使用する事はできない。それら個別のモジュールについては別途エントリにて。

コマンド/ファイル

  • コマンド
    • /bin/su
    • /usr/bin/make

pgAdminIII

検証環境でのPostgreSQLも起動した事だし、vistaにpgAdminIIIを入れてみよう。
インストールするWindows用バイナリはPostgreSQLユーザ会のページより取得する。

NPO法人 日本PostgreSQLユーザ会
http://www.postgresql.jp/

インストール

  1. 上記ページのバージョン8.3.3よりWindowsインストーラをダウンロードする。
    現時点では『postgresql-8.3.3-1.zip』というファイルがダウンロードされた。
  2. ダウンロードしたzipファイルを展開
  3. postgresql-8.3.msiを実行
  4. 『Welcom to the PostgreSQL Installation Wizard』
    『Japanese/JAPAN』を選択し『Start』ボタンを押下
  5. PostgreSQLインストールウィザードへようこそ』
    『次へ』を押下
  6. 『インストールの注意事項』
    『次へ』を押下
  7. 『インストールオプション』
    『pgAdminIII』以外は全て『全体の機能は選択されません』を選択し『×』の状態にする
    選択されているのは『PostgreSQL>ユーザインタフェース>pgAdminIII』のみ
    『次へ』を押下
  8. 『インストールの準備ができました』
    『次へ』を押下
  9. 『インストール中』
  10. 『インストールは完了しました!』
    『終わる』を押下

動作確認

スタートメニュー>PostgreSQL 8.3>pgAdminIII

メニューの一番左側にあるコンセントボタンをクリックし、『新しいサーバ登録』ウィンドウを開く。

  • 名前:表示名称
  • ホスト:IPで指定
  • Port:デフォルトでは5432
  • SSL:空白
  • DBメンテナンス:デフォルト接続DB
  • ユーザ名:接続ユーザ
  • パスワード:接続ユーザのパスワード
  • パスワード保存:チェックを入れると毎回の入力を省略
  • 環境の保存:チェック
  • DB制限:空白
  • サービス:空白
  • 接続する:チェック

…接続できなかった。。。そういや接続設定周りをやってないや。

pg_hba.conf

(追記)
アクセス制限付けた!

[PostgreSQL]アクセス制限
http://d.hatena.ne.jp/sin-j/20080814/1218683529

でも…pgAdminIIIでの接続がいかない。なんでなんでなんで???んー。。。という所で下記のコマンドを試してみる。

[postgres@CentOS-5.2 ~]$ netstat -nl | grep 5432
tcp        0      0 127.0.0.1:5432              0.0.0.0:*                   LISTEN      
unix  2      [ ACC ]     STREAM     LISTENING     8096   /tmp/.s.PGSQL.5432
[postgres@CentOS-5.2 ~]$ 

ん…これは

って事だよね。きっと。自分が想定しているのは…少なくともvistaからの検証サーバの5432番ポートへの接続を待ち受けてくれていなければいけないんだよね。きっと。………だから…PostgreSQLの設定を変更しなきゃいけないって事だ!というわけでpostgresql.confを編集。下記の設定がどうやら該当するようなので編集してPostgreSQLサーバを再起動。

listen_addresses = '*'
#listen_addresses = 'localhost'         # what IP address(es) to listen on;
                                        # comma-separated list of addresses;
                                        # defaults to 'localhost', '*' = all
                                        # (change requires restart)

デフォルトでlocalhostからしか接続を受付けないみたい。ということでとりあえずはどこからでもOKよ♪という状態にしてみた。

[postgres@CentOS-5.2 ~]$ netstat -nl | grep 5432
tcp        0      0 0.0.0.0:5432                0.0.0.0:*                   LISTEN      
tcp        0      0 :::5432                     :::*                        LISTEN      
unix  2      [ ACC ]     STREAM     LISTENING     8511   /tmp/.s.PGSQL.5432
[postgres@CentOS-5.2 ~]$ 

お、良いんじゃない。これでpgAdminIIIでvistaから接続してみると…接続できた♪なんか見方は良くわかんないけどとりあえず満足。