スイストレッキング②


 24日。今日は、いよいよスイスに入る。国境は、何の変哲もないGSの隣。
氷河に続くモンブランに別れを惜しみながら、花で飾られた山岳地帯の村を通過。
氷河が作り出す筋もの滝。立山の称名の滝クラスの滝に圧倒される。
緑の牧草地に牛や馬がのんびりと、草を食べている。まるで箱庭の様だ。
テーシュ駅からは、真っ赤な素敵な列車で、ツエルマットヘ。ここは、
ガソリン車が禁止で、駅前には2頭立ての馬車が停まっている。スイスだ!!
観光客や登山客が街を行きかっている。最大の山岳都市だ。ホテルのポーターに
荷物を預け昼食のため素敵なホテルに向かう。「ラクレット」ピクルスや、
ジャガイモを溶かしたチーズに絡めて食べる。チーズが美味しい!この先、
スイスでは、ジャガイモの食事ばかりが続く。駅前の列車ゴルグナート鉄道で、
マッターホルンを眺めるゴルグナート展望台に向かうが、辺り一面濃霧で、
山の影さえ見えない。集合写真もホントなら、マッターホルンを背に映るのだが
生憎の天気だ。で、どうするの?心配いりません・・・合成写真でちゃんと
山が映っていますよ、はい!と言う具合だ。列車で一駅戻り、
逆さマッツターホルンが望めるという、花の谷をハイキング。私達は、
少し雲が切れると必死で何とか山を見ようとするが、この日は残念な日だった。

 ホテルは、四つ星のホテル・アレックス。しかも、
私達3人の部屋は最高。

2室続きで、ジャヤグジー付。超豪華だ。
ベランダからは真正面にマッターホルンが、見えるようだ。
夕暮れとともに、街は昼間に負けず賑やかだが、不思議な溜息の出る雰囲気だ。
夕食は、ジャガイモとソーセージ。ワインが美味しい。それに安い。
珈琲より安い。飲むしかないやろ〜。オープンデッキでは、夕食とお酒を
楽しむ人たちで大賑わいだ。私たちは、ホテルに戻り、部屋で飲み直し。
ゆっくりと、ジャグジーを楽しみ、
明日のマッターホルンの朝焼けを期待しつつ、眠りに就く。