ブログを続けるほど書けることが減る

問題編

  • 同じ記事は二度書けないので、単純にネタが枯渇する
  • ブログを書く時間の分、単純にインプットが減る
  • ブログを書くために調べ物はするが、断片的すぎて他の役には立たない
  • アクセス増を目標にする場合、今までの反応でテーマが絞られていく
  • ネタニュースばかり見て書くようになる
  • 真面目な記事を書いても、今までとの一貫性を保つため主張が制限される
  • はてブ・アンテナ・RSSチェックなどルーチンワークが増えて時間が減る
  • しがらみが増えて、結局はてブでコメントすればいいやとなってしまう

以上の理由から、始めた頃より今の方が、書けそうな記事が少ないと感じている。考えてみれば当然だが、最初は気付かなかった。

対策編

そこで、一人・一日・一媒体の制約を破れば書けることが広がるのではないかと考える。例えば雑誌ブログを作る試みには、一人で書くことの制約を破る目的がある。一日の枠を破るというのは、例えば連載とWikiのような非時系列で書くことで新しい発見があるのではないかとの考えだ。しかし、ニュースサイトは基本的に速報なので取り上げられない。はてなブックマークのような検索が効くタイプのニュースサイトが台頭したら変わるかもしれない。一媒体の制限を超えるというのは、例えば文章を書く他に絵も描くといったことで、右脳も使おうみたいな感じの話。文章の中だけでも小説とか少し変わったことをやるだけでも気分が違う。

考察編

しかし、羅列型ニュースサイトでは、書けることはいつも一定で、飽きさえ感じなければ、いつまでも続けられる。ネタは無尽蔵だ。統計をとったわけではないが、なんとなく羅列型の方が長続きしているような気がする。これだけでは羅列型が強いといういつもの話になってしまうので、更にもう一ひねり加えると、羅列の進化形がはてなブックマーカーではないだろうか。


アクセスにさえこだわらなければ、アクティブなブロガーの眼に止まる確率はかなり高い。ニュースサイトと違い、はてブの場合、(少なくともはてなの)ブロガーは自分のエントリにつくブクマを見るだろう。もしこれがコメントを書く形にすると、孤立しがちだし長文のやり取りが負担になってしまう。はてブの場合、はてブ内では記事を書いた作者も百字以上の反論はできない。また匿名のコメントもない。要するにしつこく絡まれることがない。


SBMには2chのコテがコテ専門のスレを作るようなところがある。またSNSと共通している部分があって、水面下で動ける利点がある。しかも情報の入力と出力が同時にできるし、自分や読者が後で検索するときに、タグで分けてあるので、ニュースサイトより楽で、Wikiの要素もある。とするとブックマーカーはブロガー2.0なのだろうか?