ラッシュを見ました。
佐藤泰志原作、熊切和嘉監督作品『海炭市叙景』の編集も大詰めです。
今日は、ラッシュを見ました。
わたしが、ラッシュを通してみるのは、これで2度目です。
いろいろと試行錯誤をしたのだと聞きましたが、結局いちばんシンプルなかたちに戻ったようです。そして、傑作だと思います。
分かっているのに、やっぱり泣かされてしまいました。
ラスト近く竹原ピストルさんと谷村美月さんが演じる颯太と帆波の兄妹が登場すると、涙が不意にこぼれます。5つお話があるので、星野Pや編集の堀さんと話していると、それぞれ感情移入をする点が違うので、ちょっと興味深いです。お客さんによって、それぞれの見方が出来る映画になっているのだと思います。
見終わって、編集室の外で煙草を吸いながら打ち合わせします。
「裂けた爪」を重点的に直すことにして、監督たちは編集に戻りました。
二駅くらいなので歩いて事務所に戻ります。
そう言えば、昨日渋谷のブックファーストに行ったら、
嬉しいです。
『佐藤泰志作品集』も残部稀少となってきました。
是非読んでいただけたら嬉しいです。
明日は『ゲゲゲの女房』のラッシュを見ます。
こちらは大詰めも大詰め。