2018.10.26〜28 恵那ボルダー+瑞浪クライミング
三連休を取って恵那と瑞浪へ行った。恵那で強傾斜をやった後に瑞浪でスラブとタイプの違うクライミングができて良かった。恵那に三日間いてもよれて登れなさそうなので、この組み合わせはいい感じ。一日目の夜半からかなり雨が降ったが、二日目の夕方からは一応登れた。
一日目はエルの岩でアップ。まずは太陽礼拝をして、エル(三級)をやる。ガバが多くて面白い課題。トラバースのエルム(二級)もやるが、こちらは繋がらず。
イルガの岩に移動して、今回の目標のイルカ(一級)をやる。足技を駆使する看板課題。トゥフックしたままガバ取りの一手前まで行けたが、飛び出しが決まらず。ヒールが上手いこと掛かってないんだろう。しばらく撃ち込んだが断念した。
スイートニコル(四級)はスタートができず。クライミングは奥深い。
最後にペネロペ(四級)をやる。どうも一手前からスタートしていたようで、若干悪かった。暗くなるまでやって、ようやくルーフから抜け出せたのに上部でよれ落ち。無念。この日は体幹がよれよれになった。
夜はかなり雨が降り、岩はびしょびしょになった。晴れるまでラヂウム温泉で時間を潰す。幸い昼前には止んで晴れ間が見えた。IC近くの中華屋で昼飯を食べて戻る。
とりあえず今日やりたかったシュクラン(一級)を見にいくが、びしょびしょで登れそうにない。何とかできそうだったドーハトラバース(四級)を登る。核心のマッチからの身体の返しはできたが、上部のクラックが湿りすぎていてマントルが返せず。
近くのニゲラ(二段)の下部は乾いていたので触ってみた。最初は離陸もできなかったが、何度かやる内に一手目が取れた。一手目が取れただけで満足。かっこいい課題なのでいつか登りたい。
最終日は朝一で瑞浪に移動してスラブのトレーニング。綺麗な雲海が見れた。
まずは課題名のないカンテ10aを登る。レイバックをしっかり決めてバランスを取る。花崗岩はスタンスが難しい。
あ〜らよの近くにある10a/bのスラブにリベンジ。ここは以前二ピン目で敗退したルート。足を細かく刻んで重心を上げていく。徐々にスラブの登り方を思い出し、トップアウトできた。
続いてロンパールーム(5.9)。下部の乗越がよく分からず、A0してしまった。上部もかなりランナウトするので怖い。
最後にウォーターシュート(5.9)を登る。細かい結晶をつまみながら、片足ずつ上げていくスラブの基礎が詰まったルート。コツを掴めたのか、全く落ちる気がせずにオンサイト。いい登りができてよかった。
久々にスラブをやって感じたのは、
・足と腕の意識は9:1くらい。登れないときは大体逆になっている。
・片足ずつでしっかり乗り込む。
・目線は足元へ。手のホールドばかり見ていると足を見落とす。
・腰と壁の距離を意識する
ということ。スラブはやはりジムではなくて外でないと上達は難しいと思った。
三連休でひたすら岩に触れたのでよかった。恵那と瑞浪の組み合わせがよかったので、また行きたい。