的中手相術 

占いや心理学、推理小説の類の本は小学生の頃から好きで、よく読んでいました。
占いについては、以前は自分がどうなのか自分と関係したページだけを選んで読むことが多かったのですが、最近は占いそのものがちょっとでもわかるようになったら面白いな〜と思い、本を選んでいます。
 
私が気になっている占いは四柱推命紫微斗数、そして手相です。
四柱推命紫微斗数は出生時間や出生場所(地域)がはっきりしないと確実ではなく、その分占いの精度もあがってくるのではと考えられるし、その人の命式や大運の組み合わせから、パズルをひも解いていくような推命の面白さがあると思います。

手相は統計学的なものであると考えますが、独自の手のしわから運命を読みとるという考え方が面白いなあと思うのです。
占い師をめざしているかというと、そこのところは微妙で、ただわかるようになりたいという欲求だけでひっそりと独学しております。
最近、買った手相の本。アマゾンで評価が高かったので買ってみた。
これまた古本で(笑)。

  
  「的中手相術」手相書の決定版 入門から応用まで
    西谷泰人著 創文出版 1400円+税



 
この本の特徴は、流年にこだわっているということだと思います。
生命線や運命線の流年の記述はよくみますが、感情線、そして知能線の流年が書かれてあるのは珍しいと思います。
(知能線の流年法は世界初公開ということで、袋とじ扱いになっていた〜!)

恋愛や結婚については、今まで見た本では結婚線や感情線でみるパターンが多かった気がするのですが、この本では感情線から出る支線(恋愛線)や、運命線・生命線に出る影響線を多用しているところが印象的でした。
よくある、いろんな線のパターンを羅列している本ではなく、起点はどこからで流年法でいつの時期にあたるかや、終点はどの丘に流れているかで運の徴候をみることになっていたので、各線の流年の見方や各丘の特徴を憶えれば、線のタイプを暗記せずとも、わかりやすくなっていると思います。
しかし流年を確実にみるには、ミリ単位でしっかり計らなければいけないので、実際鑑定するには技術が要って難しいでしょう。
 
ただ、私の場合手が小さいので、この生命線の流年法(人差し指のつけ根幅を基本)でいくと、手のひらの長さが足らず、手首側の終点が60〜70歳くらいになってしまうのだな。
手が小さい人のケースも考えてほしいものです・・・。