MentorとChartered,65nm世代と90nm世代のミックスド・シグナル向け設計キットで協力

 米Mentor Graphics Corp.とシンガポールChartered Semiconductor Manufacturing Ltd.は,Chartered社の65nm世代と90nm世代のミックスド・シグナル・プロセス向け 設計キットの提供に向けて協力すると発表した。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070531/133503/

国産トランジスタ・モデルのHiSIM,「復活折衝」が本格化

 トランジスタ・モデルの国際標準を決定するCMC(Compact Model Council)が2007年5月24日と25日に,米国カリフォルニア州San Joseで会合を行った。この会合でCMCはHiSIMを標準モデルとするための選定プロセスを企画する「HiSIM特別委員会」の設置を決定した。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070531/133490/

マルチコアSoC向け並列化コンパイル技術の実力を,日立,ルネサス,早大が披露

 早稲田大学日立製作所ルネサス テクノロジは31日に都内で報道機関向け説明会を共同で開催し,デジタル家電用マルチコアSoCに向けた並列化コンパイル技術の開発成果を披露した。オーディオ・ストリームの圧縮プログラムを,4プロセサ構成のSoCで並列処理したところ,1プロセサの場合に比べて3.4倍の高速化を達成した。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070531/133484/


早大/日立/ルネサス、自動並列化技術によるマルチコア技術を開発
早稲田大学日立製作所ルネサス テクノロジは5月31日、高性能な情報家電ソフトウェアの開発期間短縮に貢献するマルチコア技術を開発したと発表した。複数のプロセッサコアを搭載し並列動作させることで性能を向上させるマルチコアプロセッサ技術、並列化コンパイラ技術、並列処理プログラミング技術(API)で構成される。今回、4つのプロセッサコアを搭載したシステムLSIおよび自動並列化コンパイラAPI解釈系を試作、オーディオ圧縮プログラムで性能評価を行った。1つのプロセッサコアでプログラムを実行させた場合に比べ、処理速度は3.4倍の高速化を確認できたという。詳細はhttp://japan.renesas.com

日本TI,ジッタが約1/5のオーディオ用インタフェース受信IC等など発売

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070530/133393/

日本TI、低ジッタ特性のS/PDIF対応レシーバを発表
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は5月31日、24ビット、96kHz、3.3Vのデジタル・オーディオ・インターフェース・レシーバ「DIR9001」を発表した。類似性能のスタンドアローン型レシーバ製品と比べ、約1/5のジッタ特性50psを実現。S/PDIFなどのステレオ・デジタル・インターフェース向けに28〜108kHz範囲の入力周波数をサポートし、外付け部品も不要。パッケージは28ピンTSSOP/鉛フリー。参考価格は1000個受注時で1.95ドル。詳細は http://www.tij.co.jp

日本TI、マルチメディア向け非同期オーディオコーデックを発表

日本テキサス・インスツルメンツ(TI)は5月31日、DVD/Blu-ray Disc/HD DVDレコーダ向けの非同期オーディオコーデック「PCM3060」を発表した。24ビット、192kHzのステレオオーディオコーデックで、内蔵したADコンバータ(ADC)とDAコンバータ(DAC)を異なるクロックで動作できる。S/N比はADCが99dB、DACが105dBと、SNR性能の劣化も抑制した。パッケージは28ピンTSSOP/鉛フリー。参考価格は1000個受注時で1.95ドル。詳細は http://www.tij.co.jp