機材買収 (補足)

3/3 の日記で書いた、情報学類で使っていたシステムの機材を買収した件については、機材を売却したのは筑波大学ではなく、システムを4年間貸していたリース業者です。
そのリース業者と価格交渉をして、数量が多いため安く購入することができたということであり、大学はその取引に一切関与していません。したがって、筑波大学に関係があるベンチャーだからという特権で購入することができた訳ではありません。
不要になった大学の所有物を直接購入する方法は、知りません。


大抵、導入時に値段が高い品物は、大学が直接購入するのではなく、レンタルとかリースとかで借りる訳なので、その契約が終わるころに業者に聞いてみれば、意外と安く購入できると思います。秋葉原の中古ショップなどで買うよりも安価なことが多いので、興味のある方はやってみてください。


そういえば、今回買わなかった分は、業者が全部廃棄処分するっぽい雰囲気でした。撤去にきた業者さんが、我々が買わなかった分の 17 inch 液晶ディスプレイ (まだまだ使えるのに) をトラックに乱暴に積み込んでいました。再利用する気無いのか、もったいない。

たくさん買った機材の使用目的

PC を転売して利益を得るんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかも知れないが、もし転売したとしても、1 台あたり購入時の 2,000 円くらい高い金額くらいでしか売れないので、輸送料・人件費を含めるとほとんど儲からない。また、SE 社は開発企業であって、中古屋ではないのだから、将来的にもそのようなことをするとは思えない。
(というか、転売目的だったら、40 台だけではなく、200 台全部を購入するべきである。)


今回、1 台あたりたいした性能ではない PC をたくさん買ったのは、純粋に、負荷分散技術の実証実験を行うために使いたいからである。恐らく 1 年以内にはすべての PC がクラスタのノードとして稼動して有効活用されるだろう。

たくさん買った PC を売って欲しいという方について

残念ですが、転売してお金儲けをするような目的で調達したわけではないので、SE 社で使いたい台数分ぎりぎりしか買っておらず、お売りできません。


友人・知人から前日までに予約があった何台分かについては、購入した金額と全く同じ額で譲渡しました。