眠りながら歩きたい ver.3

映画、ドラマ、小説、漫画などの感想や、心に移りゆくよしなしごとについて書きます。

ウルトラマンネオス in 台湾

五月天「少年他的奇幻漂流 Life of Planet」

ウルトラマンが台湾のバンドのMVに登場、というので動画を見てみると、ウルトラマンウルトラマンでも、ウルトラマンネオス!という渋すぎるチョイスに痺れた。

人々に「宇宙人はいらない」「出ていけ」と非難されて、悩むネオスの姿が悲しくも、すねたシーボーズのようにも見えて可愛い。特撮は田口清隆によるもので、相変わらずパワフルかつ正統派な特撮映像。特に、ビルのガラスに映った自分の姿を見つめるネオスの場面が素晴らしく、降りしきる雨の中、まるで涙のごとく頬を伝う雨が美しい。

台湾の街の風景は日本と大して変わらず、異国感があまりないこともあって、ミニチュア円谷特撮がきれいにはまっている。少年がテレビをみている駄菓子屋(?)のセットも昔の日本のようである。こういう古い時代のイメージは、日本と台湾と共通しているものなんだろうな、と思わせられる。

最初の戦いでのダークバルタンの倒れ方が、ほとんど直立不動状態なのはちょっと可笑しい。

因みにネオスは「TOKYO BLAND」のCMにも登場。

アメリカのステートファーム保険のCMにも出演している。

しかしなんでネオスなんだろう。意外と知名度が高いのか、出演料が安いのか。