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フレブ・・・。
ドイツ代表最終登録メンバー
正直言って悲観的にならざるを得ない戦力でしょう。前評判の低かった2002WCよりさらに戦力低下している。メツェルダー、ダイスラー、フライヤー、ラーン、ラウトと怪我人(病人)の続出や、ラメロウの代表引退、ドイツ人ブンデス最多得点者であるマックスの代表拒否によってベストメンバーから程遠くなってしまった。
レギュラーとシステムもいまだ不透明。10代のポドルスキとシュバインシュタイガーという成長著しい若手がメンバー入りしたことは評価したいところだけど、単に選手層が薄いだけに過ぎないと思う。彼らより活躍しているレジェス、ジラルディーノ、マルブランクが外れた他の列強と比較すると明らかに見劣る。
クラニイ ボビッチ
ラーム フリードリヒ
ヴェアンス ノボトニー
カーン
たぶん4-4-2。
中盤に関してはかなり評価できる。華麗さとは程遠いのは毎度のことだけど、相変わらず質実剛健で安定感抜群。ハマンとバラックのセンターは安定しているし、右サイドのシュナイダーのクロスとFK精度は相変わらず高く、左のフリンクスの成長も頼もしい。特に強烈なミドルシュートを持つバラックは一流のストライカー以上の決定力を誇る一級品のタレント。中盤から積極的に飛び出すのが得意でゴールへの嗅覚が鋭い。今シーズンのバイエルンでは不振も、代表になると抜群の働きを見せる彼がチームの命運を握っている。新星シュバインシュタイガーもCLのレアル戦ようにいいアクセントになれると思う。
深刻なのは他のポジション。
FWは確固たるエースが不在。エースと期待されているクラニイは今シーズンのブンデス・リーガで11得点。他の列強のエースと比較すると明らかに劣る数字。日韓WCで大活躍したクローゼは完全な伸び悩み、ブルダリッチとボビッチにも多くの期待は出来ない。新星ポドルスキーはどうだろう。一試合通してほとんど観れていないので何ともいえないけど、10代の若者に期待する時点でこれまでのドイツではないでしょう。
DFの中心であるノボトニーは怪我から復帰したばかりで体調が万全ではなく、年齢によるスピードの衰えも顕著。他のCBも押しなべて物足りない。そしてDF陣の最後の砦となっていたGKカーンが絶不調。今シーズン信じられないミスを何度も犯した。カーンの神懸かったスーパーセーブで堅固とはいえないDFを支えていただけに、彼の衰えは失点に直接関わってくると思われる。控えのヒルデブランドの最近の活躍は申し分ないけど、保守的なドイツにカーンを控えに回す英断は無理でしょう。
唯一の光明はSBに素晴らしい人材が台頭してきたこと。特に左SBのラームの突破力は素晴らしすぎる。小さな体からスラロームのように突き進む得意のドリブルで、CLでも相対する一流の選手達を苦しめた。ヒンケルとフリードリヒの右SBも計算できる選手。
とても優勝候補と呼べるような戦力ではないけど、日韓WC開幕前もそういう評価だった。前評判の低いドイツは怖い。逆にいえばそれしか持上げるところがなく、チェコとオランダの同居するグループリーグを勝ち抜くのは難しそう。ただしグループリーグを突破して波に乗れば持ち前の勝負強さで勝ち進む気もする。バラック活躍とカーンの復活、そして新スター誕生がドイツ躍進の鍵を握っている。
棚橋vs藤田のIWGP戦が決定
新日本プロレスは4日、6.5大阪府立体育館大会のIWGPヘビー級王座決定戦として棚橋弘至vs藤田和之の一戦を行うことを発表した。当初、同大会ではK−1のボブ・サップが棚橋を相手に防衛戦を行う予定だったが、サップが5.22「ROMANEX」で藤田に完敗を喫したため、サップは王座を返上。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20040604-00000021-spnavi-spo.html
やはりこうきたか。最初からサップ藤田戦にIWGPかけとけばよかったのに。これはどっちを勝つんでしょうか。格闘技と片手間の藤田がIWGP巻き続けるのもどうかと思うし、かといって棚橋にはまだ早いようにも感じる。サップに勝って価値を上げた藤田が棚橋相手に負けブックを簡単に呑むかは微妙。どういう結末を描いてくるのかな。藤田はプそんなにロレスはうまくないし、棚橋もまだ技に説得力がないんで凡戦になりそうな予感。