しあとりかる-Theatrical-’s blog

観たこと聴いたことに愛あるツッコミを!!

Marvin Gaye「What's Going On」〜その1

復活させてみました音楽数珠つなぎ。
今回はかなり手強いです(汗)。無事つなげることができるかかなり不安・・・


What's Going On

What's Going On

まずは,トップバッターはこちらのソウルの名盤中の名盤から。
恥ずかしながらようやく最近手に入れて聴きまして。


あ〜なんでもっと早く聴かなかったんだぁ〜


と後悔。どうも

彼の最高傑作とされる1971年発表の不朽の“聖の名作”。反戦的なメッセージ、社会問題に対する提言、それに全人類的な愛をテーマにした、モータウン初の明確なメッセージをもったコンセプト・アルバム(AmazonのCDレビューより)

と格調高く紹介されてしまうと,ついつい敷居が高くてですねぇ・・・


でも,そんなこと知らなくて聴いたとしても素晴らしい!!
と感じるはず。
流麗でときに幻想的ともいえる美しいメロディ,緻密に作られたアレンジ,そして艶のあるマーヴィン・ゲイの声。
ガラス細工のような繊細な造りの一方で聴いているとだんだんリラックスできる。
ふと頭にイメージされたのは,ピンク色の柔らかい布に包まれているような心地よさ(う〜ん,伝わりませんねぇ・・・)。
さらに,1曲め「What's going on」のラストと2曲め「What's happening brother」の最初でコード進行を同じにするなど曲と曲が有機的に繋がっており,1つの作品として完成されているというのも特徴かと。


ということで,ただいま,かなりはまってます。


マーヴィンは
ロック系の激しいヴォーカル・スタイル
ハイ・テナーとファルセット・ヴォイス
渋い中音域の地声
の3つの声を使い分けることができたと言われているとか。
どれも,魅力的な声だけど,特にファルセットは絶品。
これで,愛の歌を歌われたら・・・ドキドキしてしまいますわ。


ということで,次は「性の名作」Let's Get It on

Let's Get It on

Let's Get It on

も買ってみようかしらん。


有名な「What's going on」はもちろん,「Mercy mercy me (the ecology)」もどこかで聴いているはず。
「Inner city blues (make me wanna holler)」は聴いたことあるなぁ〜と考えてみたら・・・
The Isley Brothersリードボーカル,ロナルドの元奥さんの

Angela Winbush

Angela Winbush

でのカバーを聴いてました(驚)。*1


その2 に続く

*1:普通はオリジナルを先に聞いているはずなのに,逆だわぁ(苦笑)