ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミックマーケット93(冬コミ)当選

ということで、2017年12月31日開催のコミックマーケット3日目に、サークル「SPQR」として東ト16bのスペースで参加することが決まりました。前回参加が2016年夏コミ(コミケ90)なので、だいたい1年4ヶ月ぶりです。



Webコミケカタログ上の配置情報
 https://webcatalog.circle.ms/Map#13604518/day=Day3/hall=e456/scale=1



お誕生日席です。さらにお隣のサークル「辺土研究所」は「東京大学メイド研究会」が前身となる筋金入りのメイドサークルです。サークル配置担当の方たちは、分かりすぎている布陣にしてくれました。



最近、「日本のメイドブーム関連の同人誌が多いから、評論」として申し込みました。考えていたのは『日本のメイドカルチャー史』の製作裏話的なものです(情報を補完するものは、基本的にはウェブ公開していくスタンス)。ところがスイッチが入ったため、準備し続けていた『名探偵ポワロ』のドラマ版全使用人リスト本を作ろうと思っています。



「どこが日本のメイドブームか?」と問われれば、「私の原点」と答えます。



加えて、最高峰の執事小説『日の名残り』の著者カズオ・イシグロノーベル文学賞を受賞したのを記念して、カズオ・イシグロの同人誌を作ろうかと画策中です(多分ペーパー)。



なお、コミケは商業出版本の頒布がNGのため、『日本のメイドカルチャー史』を持っていくことができません。


というところで、出版が一段落したので、コミケに時間を使っていきます。


コミティア122参加予定 サークルSPQR:A04a

※2017/11/17追記 風邪のため、コミティア不参加となります。

2017/11/23(木・祝)開催予定のコミティアに、サークル参加する予定です。ブログを見ると、前回参加がコミティア110だったので、2014年11月開催の3年ぶりです。コミティアコミケよりもまったりしていて時間に余裕があるのと、年末コミケは参加しにくい方も多いと聞きますので、主に同人の場でお会いしてきた方達への出版報告、という位置付けになります。



コミティア公式・122開催概要


コミティア122・頒布予定物

コミティアは商業出版の持ち込み(著者の本)がOKなので、『日本のメイドカルチャー史』を持っていきます。経験則的に、商業で出たものはどこでも買えるのと、私の本の場合は会場ではかさばるので、どこまでというのもありますので、部数は絞って持っていきます。



冬コミにも受かったので、そちらにリソースをフォーカスする予定です。



また、『日本のメイドカルチャー史』のベースとなっている『メイドイメージの大国』シリーズはこれを機に頒布を中止します。

『日本のメイドカルチャー史』上巻星海社から出版2,500円
『日本のメイドカルチャー史』下巻星海社から出版3,500円
『メイド表現の語り手たち 「私」の好きなメイドさん』(メイド好きが語るメイドブーム)1,000円
『英国執事の流儀』(実在の執事の仕事の仕方)700円
『誰かの始まりは、他の誰かの始まり
ヴィクトリア朝の暮らし短編集・総集編』
(短編51本)1,000円
『屋根裏の少女たち Behind the green baize door』ワンダーパーラーカフェとのコラボ・メイド写真+小説)500円