No.68:Shi-loves jazz / 樹里からん

 OMAGATOKI OMCZ-1032 / CD 2009

ちょいと立ち寄ったCDショップで、例によってジャケットチェック!
おやっ、試聴コーナーにも置いてあるじゃない!
ってな感じでつまみ聞きして、即買い(笑

このアルバムの前作が、インターネットを経由して、ベルギーのDJの耳に入り、
そのDJの番組を通してクチコミでヨーロッパ各地に彼女の音楽が広まったそうな。
ベルギー、イタリア、オランダ等のiTunesジャズ部門チャートで続々とランキング上位に入り、それがどんどん東方に飛び火して、台湾ではノラジョンを押しのけて5ヵ月間連続1位だと!!

もっとも、このアルバムを買って帰り、プレーヤーにセットして、クレジットを読んで知ったことだから、ふ〜んって感じだけだけどね(笑。

ジャズボーカルにジャンル分けされているけれど、ポピュラーのヒット曲をジャズテイストアレンジで表現しようとしている、そんな感じかな。収録曲を眺めれば、そう思うでしょ。

1.フォー・ザ・ラブ・オブ・ユー
2.マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン (映画『タイタニック』より)
3.シー (映画『ノッティングヒルの恋人』より)
4.イングリッシュマン・イン・ニューヨーク (映画『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』より)
5.あなたにいてほしい (TVドラマ『真昼の月』より)
6.見つめて欲しい (映画『カリブの熱い夜』より)
7.君の瞳に恋してる
8.タイム・アフター・タイム
9.アンチェインド・メロディー (映画『ゴースト』より)
10.オールウェイズ・ラブ・ユー (映画『ボディガード』より)

でもねコレ、どの曲もアレンジが好いんですよ!
イメージの強い曲ばかりなのに、上手くこなしている。
そしてそのアレンジが彼女のボーカルが際だたせている!!
ボーカリスト「樹里からん」のアルバムではなくて、プロデューサー、アレンジャー、プレーヤー等々も含めた総合力によるアルバム、個人的にはステキと思います。

でも、ジャズボーカリストと呼ぶのは、スタンダードを聞いてからにしたいと思うのですね・・・って、挑戦するのかな?(笑

このアルバム、1曲目はこんな感じ(台湾からのアップだね)