うみねこ ep3

やー
うみねこep3終わりました。






魔女がデレた!
むぅ…とか言い出した。

あれだ、
「犯人は沙都子!髪の色が一緒だから!」
という事に違いない。

トラップの話も出てきたから間違いない!







んで
うみねこをやる人が何を考えなければならないか、も大体わかった。











箱の中の猫。


箱の中に猫がいて、
蓋をする。

中の状態がどうなっているのか、
再びあけるまで解らない。

箱をあけるまでは、複数の未来(可能性)がある。


実際見れば真実はひとつになるけど、見る前の段階では未来はひとつじゃない。
猫が消えていたり、猫じゃないものが入っていたり、猫に限りなく近い何かがいたり。
数多くの未来が考えられる訳で。実際見ないと真実はわからない。

だから実際の犯行が目視出来ないこの物語では、「魔法は存在し得る」訳です。


だから、魔法は怖くない!
だって可能性を語っているだけなんだから。

「犯人は沙都子!髪の色が一緒だから!」
と同じレベルでしかないだけの話。

でもそれはとてもとても難しい。
だって、サムシングを否定するんだよ。


たとえば
複数人の犯行による
全く関連性のない殺人事件でも
同一事件に出来るんだもの。魔法なら。




などなど、今回はヒント盛りだくさんだった。

だって犯人がハッキリした!
魔女だ。
黄金のありかもわかた!
おれには全然解んないけど。










考えるべきセッションがいくつもあって

・魔女の否定
→犯人当て、トリック解明の必要なし。だって箱はまだ開けてないんだから魔法の入る余地(魔法の選択肢)さえ削ればいい。すると何が怪しくて何の情報が不明なのかが解る。

・犯人当て
→目的が「惨劇回避」じゃないこと。多分、コナンみたいに犯人が解ってもハッピーエンドにはならない。

箱を空けたら猫がガッツ石松に変わってた場合、
どうやって摩り替わったのか、
そもそもお前はなんなんだ!と思っちゃう訳で。
動機はなんだ!
まったく意味がわかんないです。
でも実際ガッツが箱に入ってるんだもの。それ、すなわち真実。
よく過程がわかんないけど、真実だけ知っちゃった。
つまり、犯人が解っても魔法の入り込む余地がある。
魔女は死なないんだと思います。

推理小説でテーマになるような「動機」とか「トリック」とかは完全無視している気がしないでもない。(そもそもうみねこってそういうコンセプトだっけ?)
でも「アリバイ」は重要な気がする。映画のスクリームでもそうだったけど、古典的な推理モノを否定するとアリバイ以外は正直どうでもいい要素になるのかもしれない。


・魔女の勝利条件、主人公の勝利条件
>魔女
真実に辿りつかせないこと。
→魔法を既成事実にすること。
その点において
ep1は邪道、ep2は非道、
今回は外道でした。

>主人公
魔女の否定。
魔法を入り込めなくすること。
多分、魔法を完全否定できないんだよ。バトラは。
勝てないけど負けない。
二人でやってたら永遠に続く対決。

・魔女の属性
ep2の時に書いた魔女の役割みたいなのも自分の中では真実味が増してきた。
やっぱり黒幕の手下!ベルン包囲網以外、意味合いはない。
そうでなきゃサウンドノベルじゃない!

詳しくは書かないけど、
ベアトリーチェが三人出てきた。
やっぱり「後見人」=「魔女」は「役割」なんだ!

・繰り返し
これが全くわからん。
なんでうみねこは繰り返すの?
魔女が繰り返してる?いやいや、それじゃだれが繰り返してんのか説明がつかん。

なんか、魔女どおしの属性が曖昧になってきてるような…
無限の魔女
→まさに繰り返し。。
絶対の魔女
→必ず殺す。
カケラの魔女
→ゼロじゃない限り達成する。

ベアトは繰り返すのが得意な魔女、でもでもひぐらし的な繰り返しは逆に不利なはず。情報が蓄積されるから真実に近くなる。
ベルンは繰り返すこと前提の魔女でしょ。
ラムダはどのカケラでも最強だから魔女なんでしょ。
でもラムダは別にどっちでもいいのか。
(そういや、「一番惨いカケラを選んでやる」見たいな事いってたし)

繰り返しは魔女の基本スキルなのか?


いまんとこ三回繰り返してるけど、
全部犯人が違うよね。

大分暴論だけど、
一作目は多分ひぐらしの時と一緒で主人公の妄想話。
というか犯人はバトラ。
バトラが黄金のありかを見つけちゃったんだよ。
んで「途中から」殺しまくった。

バトラが都合の悪い部分を都合のいいように解釈した物語。

だから魔女(魔法)が発生した?だからバトラに魔法を認めさせようとしている?
バトラだけがあの面子の中で「魔法は無い!」って言い切れるんだよ。
自分がやったから。心の中の葛藤だ。
きっと魔女の「認めれば楽になれるものを…」はまさにそれ。



二作目は
はじめっから最後まで魔法を否定できていないから、描写を信用しては駄目。
大分侵食された話になって、重要なのは、
魔法の描写=「アリバイの説明がつかない場面」なので
魔女のいるシチュエーションは全部が暗喩ではないと判断。
殺された、以外の事実は多分全部うそじゃないかと。
場所とか殺害方法も操作できそう。
どの回もそうだけど、最後まで生き残ったやつは絶対に怪しい。
主犯じゃなかったとしても、影響(思惑)を受けているはず。

楼座がラストで何対かヤギ倒したじゃん。
あれ、その数と同じだけ人間殺してないかね?

マリアは黄金を見つけた。でも誰にも言わなかった。したら腹の探り合いが発展して殺し合いが始まった。多分二作目は犯人はいない(バトルロワイヤル状態)と思う。んでそいつらから追われている描写?










楼座は絶対にあやしい。



「黄金の夢をみせてやるよおおおおおおおお!」











あやしい。















誰かに「殺す!コロス!」って追われたお母さんが


「そんなに黄金が欲しいんだったら、黄金の夢をみせてやるよおおおおおおおお!」




















































楼座って、髪型がブチャラティだし!






































まあ、ひぐらしにもスタンドいるしね。














今回のep3はもうハッキリ描写されてるんで、敢えて言わない!
でも毎回同じルールな訳じゃないと思う。今回はたまたま、これ。




んで、「うみねこのなく頃に 生き残ったものはなし」だっけ?
複数人が黄金のありかを突き止めちゃうから?
多分最初5人?6人のは別の人。
というか、ここの部分は手段とやられる人が違うだけで
犯人と結末が毎回固定されてるような気がする。

でも手段や動機に深い意味合いがない。
ランダムなのかもしれない。
ベアトリーチェの「遊び」の部分はきっとこれ。
どうやったか魔法としても描写がないから。
強い信念に基づいた行動ではないんじゃないかと思う。
トリガーはなんだ?









ただの感想走り書き。
こう言ってはなんだけど、



なんだっけ、ひぐらしの最後の方の話で
「あとはハラワタをほじくって喰らうのみ」
みたいなやつ。

ほんとに物語は最後はハラワタしか食べる部分がないの?みたいな。


もう自分、確信しましたよ。
またしてもサウンドノベルに対してのアンチテーゼですよ、うみねこも。
しかもこれ、「サウンドノベル」の中に自分の作ったひぐらしも入れてるし。
ほんと暴力的な作者だと思う。


選択肢の中に明らかに「真実」っぽいルートがあからさまにあって、
それを選んだらそれっぽい展開になって、大円団になりかけたところに「はい残念〜だまされた〜」後ろからサクッみたいな。

選択肢を選ぶ時、普通は考える訳で。
「ツリー型サウンドノベル」における真実のルート以外ってどういう意味があるの?
魔法でもよくね?というか魔法なら皆嬉しいでしょ?
つーかまだ選択肢の先を見てないのに、なんで魔法を否定出来るの?
というかこの段階で犯人を当てれる要素は全く展開してないはずなのに、なんでみんなファンタジーを否定出来るの?みたいな。
選択肢の中にいつも答え(正解ルート)があると思うなよ?みたいな。
それっぽい選択肢選んでいけば、エスカレーター的に真相を語ってくれるのってどうよ?
ひぐらしの時ちゃんと考えたの、君ら。
ちゃんと物語追ってないからファンタジーがどうのこうのって言えるんじゃないの?みたいな


バトラって選択肢を選んでる人だと思う。
出た選択肢の中から、一番マシっぽいのを選んでる人。
サウンドノベルの9割は何も考えなくても
それだけでクリアできちゃうもんね。



偉そうに言って、ただの思いつきなんで特に整合性はありません。
あれだよ、竜騎士07は「魔法は絶対に解かない」と思う。
たしかにひぐらしの時は最終的に全部を丁寧に説明しちゃったもんね。


逆ギレ感が俺は好き。


しかしこの作者、ひぐらしの時にどんだけファンタジーで叩かれてきたのでしょうか?
この辺にカチンと来る人がいるのも解らんでもないけど、これが作者の原動力ならもっと作品を見てみたい気がする。


そういや、赤坂キャラが出てきたよ!(アカサ?タ)
誰?それは君の眼で確かめて欲しい。
お得意のジャンプ的展開になってきました。





ん?俺は好きだよ。
ジャンプ育ちだから。




<追記>

埼玉を代表するB級グルメ「娘妹」が閉店した!


なんか悲しいものがあるね…しょうがないんだけどさ。