そんな時はマジ泣きすればいいさ

イースタンユースが果てしなく好きだ。

もうね、果てしなく好き。
ライブでモッシュしてる若い衆に、
泣きながら頭突きかまして流血!
→勝利
→警備員
→逃走
→捕縛
→謝罪
→示談
→駄目
→逃走
→捕縛
→反省
→警官
→事情聴取
→覚えてるはずがないだろ。おれはやっていない。
→捕縛
→更迭
→パトカー
→無線
→逃走
→捕縛
→両手に警官
→渋谷警察署
→カツ丼
→反省
→身元引受人
→連絡
→説教
→逆ギレ
→逆に逆ギレ
→虚しさ
→反省
してしまうくらい、好きである。
嘘です。


最近のイースタンのライブは昔ほどモッシュしたいやつはいません。


イースタンユースについて語れといわれれば、
朝まで語れそうな気もしますが、朝まで語ったとしても全部
言い切れてないような気がします。
好きっていうのはそういうことだ。





思えば、
イースタンユースを初めて聴いたのは高校生のまっさかりで、メロコア脳に犯されていた頃でした。


孤立無援の花?かなんかだった気がします。


コアとイースタン
一見食い合わせ悪そうにも見えますが、
それがなかなか・・・。


イースタンメロコア脳に対してもビンビンに訴えてくるんですよ。

向いているベクトルが似ているというか。


当時大好きだったNOFXやペニーワイズとまったく同じ土俵で聴いてました。
「これはパンクだ!」と(笑)



そう、パンクロックとして非常にかっこいいんですね。
なんのひねりもない話ではありますが・・・
イースタンユースはとてもかっこいいパンクバンドなのです。



んでパンクっていうのは何か?という話もあるんですが、
方法論として考えると
「バンドマンであることの基礎」
だと思っています。


ホントいろんな解釈がありますが、


自分の信じるものだけを手繰り寄せて、
構築していって形にした物を
自分の足でしっかり売る。
(マネジメントや手売りも含めて)


こう書くと別に普通なことの気もしますが、
根本にあるのは、



自分達の行動、考え以外のところで
バンドが動くことを徹底的に良しとしない


が基盤にあるのではないかと思います。
音楽性も含めて。


書いといて、すごい語弊ありますね。。。
すごい偏屈な人のイメージが・・・






もう、パンクでも何でもいいんですよ(笑)
名前なんてどうでもいいよ!




要は表現するっていうことに
どれだけ誠実になれるか、
ということだと思うんです。
結果ではなく姿勢の話ですね。


なぜ、表現者としての誠意が
「排他的になること」になるのか?と思われるかもしれませんが、
自らの表現について責任の取れる活動、姿勢って意味です。
方法論としての優劣とかは抜きにして、自分には数ある正解の中のひとつである様に感じます。



これは音楽性自体についても現れている事でしょうね。
これほど誠意にあふれてる楽曲があるだろうか。



何が間違っていて
何が正しい姿勢なのか。
どの部分を切り取っても、
答えに悪い意味での疑問が残らない。


いろんな素晴らしい音源に出会うことが出来て
いろんな憧れを持って自分自身が
バンドマンのはしくれとして活動する事が
なんとかかんとか叶ってはいますが、


バンドマン、
ひいては表現者としての誠意については、
イースタンユースに教えられた気がします。




僕にとってイースタンユースが特別な存在なのは、
この点だと思いました。



その意味で言うと、
イースタンユースは、バンドマンとしての
鉄壁のグローバルスタンダード
だとおもいます。



世界各国を見渡しても
これほどバンドらしいバンドってそうそうないぜ。





もちろん吉野さん達がイアン・マッケイとかストレートエッジの影響を受けている部分は多分にしてあると思うのですが、切り口が大分変わるし、語るとこがいっぱいありすぎるので割愛。
FUGAZIは大変かっこいい。

イアン・マッケイについて知りたい人は以下を参照して欲しい。とても味のある、面白い人だと思う。
http://sound.heavy.jp/grunge/band/alternative/3/fugazi.html

サルでもわかるストレートエッジ
http://www.hyper-enough.com/edge.htm


吉野さんも手の甲にバッテンつけてライブやってたのかな・・・とか考えると微笑ましくなりますね(笑)






個人的に、
イースタンユースはとても誤解されやすいバンドだと思っています。

風貌がやけにガテン系というか男くさいところとか
歌詞やメロディから、長渕や尾崎的な捕らえ方をしてしまう人がいっぱいいると思います。


「ライブで野郎が男泣き」


って部分ではあながち間違ってもいない気はしますが・・・
(俺もライブでは大抵泣いてます。。。周りもなぜか号泣してます。。。)


自分の音楽友達の中でも、
(特にビジュアル系かじってたような人は特に)
はなっから敬遠してるケースがちらほら。



音楽の愛し方は人それぞれでいいんだと思いますし、
それはそれでイースタンの持っている魅力なんだとは思いますが
「そんなところにイースタンユースを押し込めないで!」
っていつも思います。


確かにイースタンの楽曲は沁みる部分も大きな魅力です。
孤独とかそういう影が渦巻いています。
一人で酒が進んでしまう歌だと思います。
おっさんになった自分が
打ちひしがれるような慕情があります。


でも、そんなそれだけじゃもったいない!



イースタンユース
とてもボルテージの高いライブバンドです。



ライブに行け!
話はそれからだ。



だんだん何言ってるのか分かんなくなってますね。。。




吉野さん、心筋梗塞から復帰できてホント良かった。


(ホントみんないい顔してるなあ・・・全快って感じ)

この辺で。



おれ、この曲大好きだ・・・
別にそういう歌詞じゃないんだけど、卒業の曲に聴こえる。



イースタンユースで何が好き?」っていう会話をすると必ず出てくる歌。
こういう心象風景って誰の心にもあるんじゃないかな。



このイントロが聴こえただけで、もう鳥肌立ちます。
この時期のイースタンってなんか全部おいてっちまうぜ!的な勢いがあって凄く好き。



この曲が出る少し前に、「ヤングギター」の吉野さんの連載で「おれ、こないだ酔っ払って携帯電話を破壊したんだよ。。。」見たいなこと言ってて、歌詞になっててちょっと微笑んでしまった。凄く可愛らしい人だと思う。



なんか時期がかぶってる曲が多いですが、ライブバンドであることを強調したかったので。
(でも曲を選ぶのにかなり時間かかった。というか観てた)


最近のイースタンはパンクとか何とか形容出来ません。
悲しいだけでもないし。嬉しいだけでもないし。
もっとこう、実際の心象に近い曲が多いです。