NMLで聴くシューベルト予習用音源

来る2月19日のリサイタルを楽しみにしているみなさま、お元気ですか?なかなか予習音源が定まらなかった私めですが、ようやく聴けるものが固まってきたので、これから予習音源をお探しの方のために紹介してみようと思います。さてプログラムはこちら。

シューベルト:音楽に寄す Op.88-4 D547/笑いと涙 Op.59-4 D777/夕映えの中で D799/ミューズの息子 Op.92-1 D764/プロメテウス D674
シューマン:詩人の恋 Op.48
ヴォルフ:ミケランジェロの3つの詩
ムソルグスキー:死の歌と踊り

ムソルグスキー「死の歌と踊り」はヴォラリンさん宅をご覧頂くことにして、ヴォルフは先日紹介した音源を聴いて頂くことにして、そして「詩人の恋」は情報多いと思うのでパスで。といいつつ私はアンドレアス・シュミットのやつが気に入って聴いてます。

今日は収録アルバムがバラバラで探すのがたいへんそうなシューベルトの音源を紹介してみます。ナクソス・ミュージック・ライブラリから探してきましたが、日本のサイトだと冒頭30秒しか試聴出来ないので、naxosmusiclibrary.com 経由で試聴してみてください。1日15分試聴可能なので、1回"Free Preview"すると、一通り聴けるのではないかと思います。

naxosmusiclibrary.com 経由の試聴の仕方

  • 視聴には、Adobe Flash Player ver.10 (windowsの場合) 以上が必要です。先にインストールしておきます*1
  • サイトのTOPにアクセスして、右下の"FREE PREVIEW"を押します。これで15分間の無料試聴時間の開始です。
  • 下の [naxosmusiclibrary.comで試聴] と書いてあるリンクから、各アルバムのページを開きます。
  • 聴きたい曲を探して、曲番号の前にあるチェックボックスにチェックを入れます。
  • 左側にある"Play selection"と書いてあるボタンを押します。

なんとなくピアノ伴奏を避けた選曲になってますねー。いつか分かるようになるのかしらん。色々試した結果がこれなんですけどねえ。プロメテウスはまだ不満あるけど、これ以上しっくり来るものは見つからなかった。


ついでに見つけて最近気に入って聴いている音源も紹介。上海で聴いてstarboardが一発で気に入ったマーティン・コッホが聴けます。この人は録音どころか情報自体が全然ないので、まさか録音見つけられるとは思わなかった。4分頃からはじまる、下手すると調子はずれ?と思われかねない不安定な震えた声がコッホね*2。好き嫌いが思いっきり分かれる声で、ついでにドイツではいかにもウケなさそうで心配なタイプだが、よく鳴る声で、アンサンブルを支えているときの美しさなんか絶品です。ソロパートはもうちょい安定するとぐっと良くなる筈。このアルバムは他の曲もいいよ。

*1:オペラファンなら既に導入済だと思いますが。

*2:相変わらず私の紹介は、誉めてるのか貶してるのか分からん。ものすごーく気に入ってるんですよ。