stoicのポケモンGBAメモ帳(二)

ポケモン第二世代、第三世代について主に考察するブログ。

グロスサンダーの構造

最強なんじゃないかと思う(そういう意見も多い)コンセプトなので知り合いのブログとかから類似するパーティを抜き出して、共通点や相違点を洗い出してみた。

■既存のグロスサンダー入りパーティ
※後述の考察をするうえで相互比較がしやすいように編成は並べ替えてある。

グロスサンダーなんとか(シンさん)
http://d.hatena.ne.jp/shin_2418/20131118/1384788673
カビゴン メタグロス サンダー ゲンガー バクーダ ナッシー

爆破ヘラサンダーサイドン(シンさん)
http://d.hatena.ne.jp/shin_2418/20140208/1391870803
カビゴン メタグロス サンダー ゲンガー サイドン ヘラクロス

バクーダ入り金属音サンダー(poeさん)
http://d.hatena.ne.jp/poe_cbf/20141125/1416931263
カビゴン メタグロス サンダー ゲンガー バクーダ ルンパッパ

サンダー軸攻撃的構築(1192さん)
http://1192at.blog70.fc2.com/blog-entry-255.html
カビゴン メタグロス サンダー ボーマンダ ソーナンス ライコウ

メタグロスは受けたくない(1192さん)
http://1192at.blog70.fc2.com/blog-entry-243.html
ガラガラ メタグロス サンダー ヘラクロス ウインディ トドゼルガ

爆破+サンダー昆布(1192さん)
http://1192at.blog70.fc2.com/blog-entry-252.html
カビゴン メタグロス サンダー ボーマンダ ソーナンス フォレトス

カビガラサンダーver.2.1(ぼく)
http://d.hatena.ne.jp/stoic4486/20150119/1421687684
カビゴン メタグロス サンダー ゲンガー ガラガラ ライコウ

バナグロスサンダー(シンさん)
http://d.hatena.ne.jp/shin_2418/20130320/1363784363
フシギバナ メタグロス サンダー ヘルガー ソーナンス スイクン

■主軸の構成
メタグロス
多くの場合鉢巻持ちで決定力を出しに来る。
鉢巻グロスについてはpoeさんのところでまとめられてる通りで、自分の言葉で言うならば
「サイクルを回しても強いしタイマン性能も高い」
というところに集約される。
特に拘り鉢巻持ちの多くに対してタイマンで有利になれるのは他への負担減という意味でとても高く評価している。

ただし、いろんなところで言われてることだが大爆発を自由に選択できる非拘り型でも構わない。
個人的には鉢巻持ちに対する上記メリット(とくにカビパに組み込む上で面倒+爆破でも処理できない対サイドン)がなくなるのが気に入らない。
が、poeさんみたいにリフ持ちで使うと、そのデメリットも多少緩和できる。

・サンダー
グロスラグラージに弱く、サイドンにも隙を作りたくないため、とりあえずめざパは草が鉄板っぽい。
あと、これは偶然か必然か知らないが
グロスが鉢巻なら雷ぶっぱ型(サイクル戦で強い)
グロスが爆弾なら金属音型(タイマン性能高い)
こんなパターン分けができるみたいである。

(・カビゴン
グロスサンダーがかなりな高火力キャラなので地割れとか鈍い眠るよりはカウンターとか自爆とかで採用されやすい

(・ゲンガー)
対鈍いカビとか格闘透かしとかで補完で非常に入りやすい。
割となんでもアリであるが主軸にとって割と苦手なヘルガーにボコされてしまう型は避けたい。
そうするとみがきあ(採用理由からかんがえて微妙か)、大爆発、威張るあたりの選択になる。
大爆発だとゲンガー受け≒特殊受け爆破→サンダー大暴れ という線が狙いやすいので、とくに電気受けを一枚削ることが重要な金属音サンダーの場合は大爆発が本命になるだろう。
それでなくとも鉢巻グロスやカウンターカビなんかもタイマン性能が高いので爆弾を増やしておくというのは大いにありうる選択肢。

■残り2体
対電気+対水
(さらにどこかにコンボ封じ的要素を絡める)
これが基本っぽい。

・対電気
カビグロスサンダー(+ゲンガー)だと電気の一貫性が非常にやばくて、相手のサンダーが雷をぶっ放したりライコウが10万をぶっ放してるだけで半壊する。
カビゴンは一応対電気ポケではあるが眠る持ちは速度的にグロスサンダーと釣り合わないため眠るを切っていることも多く、そもそも最近の電気はカビゴン後出し程度では受からない。
したがってサンダーと瞑想ライコウの少なくとも片方をボコれるキャラが必要になってくる。

・対水
サンダーが耐久火力重視で素早さに殆ど振らないことが多いのもあり、素早さに振ったスイクンとかに崩されてしまう。
逆に、サンダーがS150以上で10万持ちとかであったらあまり気にしなくていい部分かも知れない。
カビゴンもゲンガーも基本的には水とかなり戦えるため。

・対身代わり連打
メタグロスもサンダー(たいてい雷+めざ草)も身代わり戦術に弱いため、そこへの打開策が入る。
ガラ、バクーダ(爪)、サイドンあたりはそのへんも採用理由になっているだろうと思う。
上記のスイクンも同様だが、コンボ戦術に強い地面ポケが対応できない部分なのでやはり対水はちゃんと必要ということになる。

グロスサンダーの型と取り巻きの傾向
大筋は、グロスが鉢巻を持つか否かで代わってくる。

グロスが鉢巻持ち
→サイクルで圧力がかけやすい
→サイクル戦で相性が良い雷をぶっ放すサンダー
→身代わりコンボやカウンターカビ等に弱くなる
→ガラガラサイドンあたりの採用理由が増える

グロスが鉢巻非所持
→サイクルで弱いが爆弾として便利に使える
→タイマン性能が高い金属音サンダー
→ゲンガーも大爆発で間接を狙う
→受けループ系のパーティによるマンツーマン受けが厳しくなる
バクーダとかナッシーとかの崩し性能が高い爆弾も入る

■対策
また次回