おまえなんか、訳してやる!

どんどん一言で 訳していくサイトです。 今567語くらい。

「エントリー」の語源情報と訳語募集

Oh!Kenny : 一般化してしまった「ブログのエントリ」という言葉より。

私のような古いシステム屋にとってエントリとは技術用語として特別な意味を持っています。プログラムのエントリ・ポイントとか、データベースのエントリとか。だから、ブログの「エントリ」などと言われるとどうしてもそちらをイメージしてしまいます。ブログの「エントリ」というのも元々はそちら方面から来た技術用語がそのまま一般化してしまったものだと思うのです(定かではないですけどね)。

始めて見ました「エントリー」の語源情報! 本当のところをご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。

技術用語としてエントリーと呼ぶべきものなのか? Movable Typeでたまたま使われていた用語が広まったようなブログ用語なのか?

「記事」でいいじゃないかというお話は、ブログに関してはそれでもいいと思うのですが、ソーシャルブックマークサービスはてなブックマーク」でもブックマークにエントリーを登録してみようはてなブックマーク - ヘルプ)といった表現がありまして(これも『エントリー』について説明が無く不親切なヘルプだとは思う訳ですが)、やはり「エントリー」に対する訳語が「記事」以外に必要ではないかと思います次第。

ブログ・SBS関係では「エントリー = 登録情報」っていうことじゃないかと理解しているんですけども、もっと良い案をお持ちの方はぜひ教えてくださいませ。

(追記)出た、有力情報。
一般名詞じゃないのかな。辞書ぐらい引けばいいのに。てもとのにはこうかいてある。 "an item written or printed in a diary"はてなブックマーク - j0hnのブックマーク / 2006年09月09日
私の和英辞書には「登記」「記入」ぐらいしかなかったのですが、日記の項目の意味があるんですね。
この線で行くと、ソーシャルブックマークでも使えるように「エントリー = 事項」あたりかなあ。パッとしませんが。

(追記)おまえなんか、訳してやる! - エントリーへ続く。

トラックバックのオノマトペ

今更の反応ですみません。

私は鎖でつながるイメージで「ジャギーン」ぐらいを。
例:トラックバックがジャギジャギ送られてきた。


<ワンストップ>………“一箇所”“一元化”“総合”引用訳“一括”“一貫した”“あれこれ”おま訳

最近いろんな会社の売り文句で見かけるようになったのですが、この「ワンストップって言いたいだけ」パワーは「ソリューション」以来のビッグウェーブかもしれません。
なんでこんなに言われるようになったんでしょうね。お役所なんかで「総合サービスセンターを作ります」って言うより「ワンストップセンターを作ります」って言う方が予算が通りやすかったりするのかなあ。で、企業は「なにかのワンストップサービス」を提供している場合が多いですから、そういえばうちもワンストップっていうかんじでガンガン言われているものと想像。
すでに国立国語研究所「外来語」言い換え提案「ワンストップ」で、「一箇所」「ワンストップ化 = 窓口一元化」「ワンストップサービス = 総合窓口」「ワンストップショッピング = 総合店舗」といった言い換えが提案されていますが、もうちょっと言葉の意味は広くなっているかもしれません。
行政サービスがコンビニで代理提供されて、それも「ワンストップ」と言われたりするとうーん! なにかのテーマに沿ってなくても、アレとコレが一箇所でできれば何でも「アレとコレをワンストップで提供」と言っちゃう場合は、もうかなり意味が希薄であると思います。「ラーメンと餃子をワンストップで提供する店」とか、「ぐりとぐらワンストップで提供する絵本」とか。