魂込めてっ!

 近年の結婚式はチャペルウェディングが主流になってきていますが、ウチのホテルでもチャペルウェディングの必要性が主張され、昨年末からチャペルを設置する工事が行われてきました。それで明日、いよいよウエディングチャペルがオープンします。
 ちなみに「チャペル」とは「礼拝堂」のこと。では、「チャーチ(教会)」とは何が違うのかといえば、……簡単に言えば、対象が違うと言うか。地域に開かれた皆のための「教会」に対して、例えば学校とか病院とか結婚式場とか、特定の誰かの為に設置されている礼拝堂が「チャペル」なわけです。聞きかじっただけの知識ですが、間違ってはいないハズ。
 閑話休題
 それで、オープンを明日に控えた今日。何やら管理職以上のひとたちが集まって、オープンの式典だか何だかが開催されていたみたいでした。神父さんとか聖歌隊とかがたくさん来て、ミサか何かしていたみたいです。どうでもいいけど、キリスト教徒でもない中年のおっさんがミサ形式の式典に参加しても戸惑うばかりだろうなぁ(苦笑)。で、出勤時にたまたまその様子を見かけた私。「結構本格的なことをしてるんだなぁ」なんてことを考えつつ、レストランでソムリエにその話をしたら、こんな答えが返ってきたのです。
 「ああ、今ちょうど、チャペルに魂込めてるんだ?」
 ―――違う、それは何だか違うような気がしますよ兄さん?

社員旅行記。

 そのうち日記でupしよう、なんてことを思いつつもう既に3週間も経ってしまったわけなのですが(苦笑)。まぁこちらはそのうちに。
 今回はそれとはまた別のお話。実は、社員クラブの旅行担当者から、社内報に載せるための社員旅行記の執筆を依頼されたのです。

「こんなこと頼めるの杉田しかいないんだよ。悪いけど、頼まれてくれるか?」
「別に構いませんけど。でも、“社員”旅行の旅行記なのにアルバイトが書くのは問題なのでは?」
「大丈夫大丈夫。社員クラブじゃみんな『書けない』って言うんだから、文句なんか言わせねぇよ」
「はぁ。分かりました。書式とか、どうします?」
「パソコンで作ってくるなら、wordのファイルで作ってきて。書式とか、編集はこっちでやるから」
「はい」
「よし、じゃあ頼んだ。300字な」
 ―――は?
「300……ですか?」
「おう。もしかして、多いか? 何だったら減らしてもいいけど」
「いえ、あの、その……ダイジョウブデス……」

 300字でどうやって纏めればいいんだ…orz
 その他、「誰が書いたのかは最後まで読まないと分からないように」とか「なるべくくだけた感じで楽しげに」とか「期待してるからな大学生」とか、変な要望や注文を付けられた挙句に妙なプレッシャーを掛けられた次第。参ったなぁ。とりあえずの締切りは19日だけど、取り敢えず明後日、初稿を持っていってみようかなぁ……。