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水曜文庫 古本の買取と販売 tel:054-689-4455

2017-01-22

次回、映画☆おにいさんのシネマカフェvol.21

来2月25日(土)18:00より
映画☆おにいさんのシネマカフェvol.21「マノエル・ド・オリヴェイラ」を行います。今回は一本の映画を丸々観てそのあとお話の会をします。皆さまどうぞこぞってご参加ください。参加費800円、だいたい3時間と少しの予定です。

詳細は映画☆おにいさんの以下ブログにて
http://gogolatalante.hatenablog.com/entry/2017/01/16/182607

昨年は6回、およそ二か月に一度おにいさんに来ていただいて会をしました。その内でこころに残ったもの二本書きとめておきたいと思います。
『車夫遊侠伝 喧嘩辰』(加藤泰、日本、1964)
なんといっても内田良平の顔が印象に残りました。新参の車夫がやくざの親分のおきゃんな娘を車に乗せて走るうちに口げんかになってろくな理由もないまま橋の上から川へ娘を放り投げてしまう。子分たちにとっつかまって親分とたくさんの子分、そして娘のいる前に引き出されて「どういう料簡なんだ」と問い詰められる場面が長い長いワンカットのシーンになっています。車夫はそこにいるやくざ者たちなどよりもてんで社会性がなく頑なに描かれていて、謝るでもなくあたりかまわず毒づく車夫に親分も呆れてしまうような状態。その内車夫は、話しているうちに娘をちら見し始めて、自分が川へ投げ込んだはずの娘を見染めてしまい親分に結婚させてくれと訳の分からないことを言い始める。娘もさっきまであれほど悪罵を尽くした相手にホの字になるのですが、ただ瞬間瞬間のみを生きているだけでしっかり語られるような理由など微塵もなく、それでも真剣に娘を思っていることを「顔」で伝える内田の演技にはぞくぞくしました。映画でなくちゃできない表現のように思えました。

『奇跡』(カール・テホ・ドライヤー)
北欧の映画を、まずこんな機会でないとみることはなかったと思います。
奇跡の意味は「生き返り」を映画のなかでみせてくれるから。抜粋なので宗教上の差異はわからなかったけれど、オーソドクスなキリスト教とそうではない神とがあって、その後者の方が病気で亡くなった女性を生き返らせてしまうというストーリー。モノクロ画面だからこそできるような単色で静謐でスタイリッシュな構図、いっしょに映画を観た方が言っていましたがどのシーンを取って見ても一枚の絵・写真として通用するような考え抜かれた構図があってこそ、生き返りという荒唐無稽さを、「そういうこともあるのではないか」と観る人たちに思わせるリアリティになっていると思いました。ことさらにすごいことが起きたというのではなくて「そういうこともないわけではないのではないのではないか・・・」というような映画作者の態度、普通さ、投げやりさ、どうとでもとってくれというようなさりげなさも好ましくて、俳優たちもどこか大仰でなく普通っぽくて、生き返るというあるはずもない出来事が、いや人生わけのわからいことはあるのだからそういうことがあってもいいのではないかという目に見えるのとは違う位相へぼくらを連れていってくれるような面白さでした。考える観る自分ではなくて、映画の方に生と死をゆだねてしまえというか、なにかすごく自由さを感じました。

2017-01-19

読書談義のお誘い

来週水曜日25日19時より恒例の読書談義を行います。冒険・ミステリー好きのお二人、岡さん・鈴木さんに下記の本からさまざま話を広げていただいてジャンルの小説を読む推進力を与えていただきます。本を読んでこなくても大丈夫なので、お気軽にどなたもご参加ください。無料、だいたい二時間と少しくらいの予定です。ご参加いただける方がいらっしゃいましたらメール・お電話(054−689−4455)までお伝えください。よろしくお願いいたします。
岡さん:「高い砦」デズモンド・バグリイ 早川書房
鈴木さん:「彗星夜襲隊」渡辺洋二 光人社

2017-01-07

1月22日(日)店内でブクブク交換を

今月22日(日)ブクブク交換を店にて。前回は店ができてしばらく後にやっていただきました。
今思うとその時の参加者の方々にさまざまなイベントでお世話になっています。
初めての方もお気軽にご参加ください。
店でチラシもお配りしています。詳細・お申し込みは下記FBに。
よろしくお願いいたします!
https://www.facebook.com/zehiyomu/?hc_ref=PAGES_TIMELINE&fref=nf

2016-12-24

年末年始の営業について

年末は30日(18時まで)
年始は2日より営業いたします。
よろしくお願いいたします。

2016-12-21

美術・図像学の本が入荷しました

在庫・お値段はお問い合わせをください。

「日本美術全史」講談社
ケンブリッジ西洋美術の流れ 」1から8 岩波書店
岩波日本美術の流れ」1から7 岩波書店
仏教美術入門」1から5 平凡社
「キリスト教美術図典」吉川弘文館
「マコーレイの本」5冊セット 岩波書店
「瀬畑亮 セロテープアート作品集」ベンチャーアート・プランニング
「怪獣と美術 成田享の造形芸術とその後の怪獣美術」東京新聞
「特撮博物館 館長庵野秀明
医学と芸術」森美術館 平凡社
浮世絵の鑑賞基礎知識」至文堂
大江戸の賑わい 北斎広重・国定・国芳らの世界 中右コレクション」
浮世絵の死角 板橋区立美術館 開館30周年記念特別展 イタリアボローニャ秘蔵浮世絵名品展」
歌川国芳 奇と笑いの木版画府中市美術館
「その名は鳶屋重三郎」 サントリー美術館
別冊太陽 鳶屋重三郎の仕事」平凡社
浮世絵に見る江戸名所」
月岡芳年展 浮世絵最後の巨匠」日本経済新聞社
春画と肉筆浮世絵洋泉社
春画 極めたる笑いの世界」洋泉社
春画 大英博物館所蔵」平凡社
「鯰絵 震災と日本文化」 里文出版
北斎美術館」1から5 集英社
江戸切絵と東京名所絵」小学館
江戸古地図集」10枚
広重東海道五十三次小学館
東海道五十三驛勝景」羽衣出版
東海道分間延絵図 第7巻 江尻・府中・丸子」


出光美術館 館報 「鉄斎の山水、近代の山水」「京焼の魅力を訪ねて」「箱書が語る作品の歴史」「没後180年田能村竹田展によせて」「小杉放菴と西洋体験」「田能村竹田と『自娯』」「小杉放菴筆『湿婆神舞踊』と福原信三」「近代韓国陶磁研究の歩みと高麗青磁の再現」「出 岩佐又兵衛筆『霊昭女図』の再発見」「所謂『官窯タイプの釣窯磁器』作品紹介とその釣窯制作年代に関する学史の整理」「浮世絵黄金期への道」ほか