或る旅路の果て

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『朝日』の記事;


ドキュメンタリーの佐藤真監督が飛び降り、死亡
2007年09月05日21時57分


 「阿賀に生きる」などで知られるドキュメンタリー映画作家で京都造形芸術大教授の佐藤真(さとう・まこと)さんが4日午後、都内のビルから飛び降り、全身打撲などで亡くなった。49歳だった。

 関係者によると、佐藤さんは昨年からそううつ病で入退院を繰り返していたという。葬儀は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く予定。連絡先は東京都中野区中野5の24の16の210のシグロ。

 佐藤さんは東京大学在学中に水俣の記録映画の撮影に参加。新潟水俣病患者の日常を追った第1作「阿賀に生きる」(92年)で芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞。障害者のアート活動を描いた「まひるのほし」(98年)、「花子」(01年)、中東で平和の可能性を探る「エドワード・サイード OUT OF PLACE」(05年)などを監督。「ドキュメンタリー映画の地平」など著書も多く、若手作家の育成にも尽力した。
http://www.asahi.com/culture/update/0905/TKY200709050362.html