『大江健三郎 作家自身を語る』

大江健三郎 作家自身を語る (新潮文庫)

大江健三郎 作家自身を語る (新潮文庫)

昨年末に大江健三郎、尾崎真理子『大江健三郎 作家自身を語る』を読了。


第1章 詩 
     初めての小説作品 
     卒業論文
第2章 「奇妙な仕事」
     初期短篇  
     『叫び声』
     『ヒロシマ・ノート』
     『個人的な体験』
第3章 『万延元年のフットボール
     『みずから我が涙をぬぐいたまう日』
     『洪水はわが魂に及び』
     『同時代ゲーム
     『M/Tと森のフシギの物語』
第4章 『「雨の木」を聴く女たち』
     『人生の親戚』
     『静かな生活』
     『治療塔』
     『新しい人よ眼ざめよ』
第5章 『懐かしい年への手紙』
     『燃えあがる緑の木』三部作
     『宙返り』
第6章 「おかしな二人組」三部作
     『二百年の子供』
第7章 『美しいアナベル・リー』
     『水死』
     『晩年様式集』

大江健三郎、106の質問に立ち向かう+α


あとがき
文庫本のためのあとがき

インタヴュアの尾崎真理子さんは、読売新聞記者として、 『二百年の子供』*1が『読売新聞』に連載されたときに担当の編集者をしていた人。ほかにも、瀬戸内寂聴へのインタヴュー本をものしているのか。ところで、大江健三郎が左翼でありながら朝日よりも読売に親近感を持っているのは、本多勝一効果ということでよいのだろうか(Cf. pp.184-185)。
二百年の子供 (中公文庫)

二百年の子供 (中公文庫)

先週、「無印良品」で薄い本を買った。

巫仁恕『奢侈的女人 明清時期江南婦女的消費文化』商務印書館、2016


自序


緒論
明清奢侈消費的風気
婦女的奢侈消費
妓女與奢侈消費
男性的批評
代結論:婦女奢侈消費的歴史作用


参考書目