J.クリシュナムルティ『クリシュナムルティの教育・人生論』、関連してデズモンド・ツツ『ゴッド・ハズ・ア・ドリーム』


 これを読んだのは1週間ほど前だったかな。

 この分野に関心のある人が読んで満足されるようなレビューにはならないと思うので、とあらかじめお断りしておくので、どうかお怒りにならないでください。子供達を責めないで

Mon‐Jah

Mon‐Jah

 とまあ偉そうでもないレビューになるということをお知らせしたところでざっと、自分でも忘れた頃にそれでも残っている読後感を書きとめておきたいのだけど、読む前に予想していたよりもけっこう過激な書でしたね。およそ結婚制度や性というものを、否定といったら違うのだろうけどそれでも否定しているといっていいと思う。たぶん超越しているというような表現にとどめた方が座りはいいんだろうけど。
 問答も悪く言えばはぐらかしているというかそういう面は否めない。ロジカルな在り方に対する懸念みたいなものも、ロジックは一つの思考の(感情からの)防波堤と考えている私にとってはちょっとどうかと思う、まあちょっとなんだけど。


 それでもある種の新鮮な発想は受け取った気はします。


 自分を崇拝するなと言っていることからさらに彼に対して尊崇の念を抱く、というような方々からは遠いところにいる私ですが、まあそんな感じでした。いったん教団を形成してからそれを解散してるのね、たしか。面倒なので確認しませんがそんな感じの経緯の方です。

 とくにお勧めはしません。

 あの、今連想したのはデズモンド・ツツ主教の『ゴッド・ハズ・ア・ドリーム』。

ゴッド・ハズ・ア・ドリーム―希望のビジョンで今を生きる

ゴッド・ハズ・ア・ドリーム―希望のビジョンで今を生きる

 この『ゴッド・ハズ・ア・ドリーム』、(キリスト教の)神と人間の関係についてのとらえ方はそれほど一般的な理解でもないとは思うんだけど(かといって異端というわけでもなさそう)、このムニ〜ってヤバイ笑顔のおっさんの本の方が、ユーモラスで力強く、ためになるとは思った。これは普通にお勧めです。ムニ〜って。


 もちろん現在の私の感覚でのことなので誤っているかもしれないけど、まあそういう感覚を抱いているということだけ、今8分ほどで風呂上がりにブログっておきました。


 湯冷めする前にこの辺で謹んでばいならさせていただきます。