「復讐するは我にあり」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」「マイレージ、マイライフ」

俺様採点:4
色々あるけど、倍賞美津子のおっぱいが一番インパクトでかいです。いいおっぱい。

俺様採点:4
前作の「オラの花嫁」と今作で、誰もが認める駄作と言える「3分ポッキリ」を底辺とする低迷期、本郷みつるの再登板をもってしても抜け出せなかった低迷期を、すっかり抜けたと言っていいと思う。間違いなく快作。
今回の勝因はひとえに、物語をレモンとしんのすけの2人の目標達成と、そこからの関係の変化に焦点を絞ったところ。低迷期のクレしん映画の共通する瑕疵は、物語のテーマが見えずにとっちらかってしまっているという点だったと思うのだけど、そこに陥らずに最後まで二人の関係を軸としてぶれなかった。その分、かすかべ防衛隊の影が薄いって所はあるのだけど、それを犠牲にしても、こう描いたのは大成功だったと言えるだろうね。
あ、あと血が山芋に変わった「シャイニング」のパロディは笑った。結局今作が良作になってるのは、全体的に子供が笑う為の仕掛けが用意されてる中に、オトナにしか分からないこういうネタがさらっと入ってくるバランス感覚の所為なんだろうな。


前作と今作は、クレヨンしんちゃんの映画ファンこそ、観るべき映画だと思います。

俺様採点:3
いい映画。自分の所在と、誰かが作ったデファクトスタンダードで定められがちな「幸福」を絶対的・個人的なものとして扱う事の意味を、饒舌に描いてる。
あと出張に誰かがついてくるってうざいよね。わかるわかる。