ナゾの街、田無

ねじ曲がる中央線〜「沿線別・東京近郊101の街〜居住地と恋愛運の恐るべき関係もわかるスーパーガイド」を地図化してみる。面白い分析。結構うなづける半面、やはり田無の存在が気になる。僕は行ったことないんだけど、どうなんですかね。
Never Come Again (diary + ReCollection)より。

Greenspan warns China over currency peg

ここの記事で知りました。
この記事(FTじゃない方ですよ)、なんかおかしいなあ、と思ったら、グリーンスパンは「経済学的にはこうならざるを得ないだろう」と言う話をしているのに、それを政治的な話に援用してる。両者をごっちゃにしちゃダメです。
グリーンスパンが言っているのは、ただ単に固定相場は長続きしない、何故なら金融政策の自由を制限するから、ってことだけです。塩爺じゃないんだから、貿易問題を気にしてそんな発言をするほどグリーンスパンはタコじゃない。
経常黒字の削減なんて要求は経済学的には裏付けはないって話、日本も90年代初頭に経験してるじゃないですか。でも「グリーンスパンもこう言った」ってことで、鬼の首を取ったかのように「中国元は切り上げすべきだ」という論調が今後は増えていくのだろうな。こうして2度目は喜劇となるんだけど、笑えるのは2度目だとわかっている人だけで、しかも本当に心から笑えるかというとそうじゃない。
ってことを書こうとしたら例によってhakunamatataさんがもっと緻密に書いてくれています。僕が書いてるのより断然まともなのでこちらをどうぞ。

厚労省、不妊治療に年10万円を助成

少子化対策の一環なんですと。やる気あるんですかね。
もちろん、不妊治療に助成金を出すこと自体は良いことだと思います。けど、これが本当に少子化対策になるかどうかはきわめて疑問。不妊治療にお金がかかるから人口が減ってるんですか?そうじゃないでしょ。
前にも書いたけど、子供にお金がかかるから子供が減ってるんです。だからやるべきことは明らかで、その負担を減らしてあげれば良い。助成金でも良いし、減税でも良い。
日経本紙朝刊には各国の少子化対策との比較表が載ってるんですが、日本と他の国(フランス、ドイツ、スウェーデン)で異なっているのは、児童手当に対する制限の存在です。各国が16歳未満対象、且つ所得制限無し(フランスのみ第2子から助成。賢い)なのに比べ、日本は6歳までで所得制限あり。これじゃ実質手当なんてないのと同様です。
財源は長期国債引受で輪転機を回せば良いし、将来の人口増=税収増も見込めます。特に前者はデフレの今だからこそ出来る力技。デフレ脱出、景気回復、人口増で国力も回復。本気で何とかしたいんならこのくらいやって欲しいものです。

はてなとGoogle

なんか、はてなの日記ってGoogleのランク良すぎじゃないですかね。「Graphviz cygwin」でこの日記がトップに出てきちゃうのは流石にちょっとイカガなモノカと思われます。まあいいんだけど。
でも僕がGoogleの人間だったら、はてなの日記群対策すると思うな。