ふきのとう

長野県の秋山郷に行ってきました。
雪の多いところで、去年は豪雪のため
下の町と隔離されてしまいました。
そんな秋山郷も今年は
暖冬のため少雪
早くもふきのとうを見つけてしまいました。


ふきのとうには2種類あり
秋山郷の人は「雄」「雌」あるいは
「アワ」「コメ」と言って区別していました。

雄は小さなつぼみのなかの粒々が
粟に似ていることからアワとも呼ばれます。

アワはコメよりも甘いです。


雌は中にある小さなつぼみが
米に似ていることからコメとも呼ばれます。

コメは苦みが強いです。


アワは春がすぎると枯れて
無くなりますが
コメは花が咲いて種ができます。
ふきのとうは種でも増えるのですが
根でも増えます。


暖冬のおかげで
早くおいしい春に出会えましたが
やはり地球温暖化の驚異を感じます。
温暖化の影響で様々な作物に
影響がでています。
寒い冬をすごしてこそ
おいしいふきのとうが
できるのだそうです