小正月

 以前は小正月=成人の日→休日、と云う風に認識していたのだが、成人の日が変わってしまった最近は、小正月の陰が一段と薄くなってしまった感がある。

 元々は、旧暦の1月最初の満月の日、つまり15日を小正月としていたらしいので、新暦の15日では意味が無いような気もするが、七夕、ひな祭り、お盆などの例もあるから、まあ、いいのだろう。
 小正月に小豆粥などを食べる習慣は、平安時代にもさかのぼるらしいが、そんな事で、我が家も今朝は小豆粥を食べた。


 小学校の5、6年生の2年間通っていた学校は、京都の祇園の近くで、古い習慣が残っていたのか、「左義長」の行事をやっていた。 小正月にしめ縄、古いお守り、書き初めなどを焚く、と云うこの行事の事を、全く知らなかったので、「サギチョウ」と聞いてもなんの事やら、全く分からなくて面食らった記憶がある。