京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

横笛会京都教室発表会談

 四半世紀ぶりに袴を着けて、稽古を始めて以来初の和装で演奏した。そして帯で身体を巻く方がすこぶる吹き易く、呼吸が安定することを体感した。今後は演奏の時はなるべく着物を着よう。その発見は良かったのだが、一曲目の笛吹童子は吹き始めるなり左の鼻の穴からペロっと鼻水が吹き出て、難儀した。拭うわけにもいかず、そのまま最後まで吹いたが、写真では鼻の下がキラリと輝いていることだろう。
 観衆は約15名来てくださったが、そのうちの約半数がわたくしの知人友人で、すごく嬉しく張り切って吹いた。なにせ会場の天鵞絨(ビロード)美術館付近は30数年前の通学路の一つであり、前職時代の昼休みの散歩コースでもある。つまりほぼ地元。なんだか学校時代に家族親類、近所のおっちゃんおばちゃんらが揃って学芸会を観に来てくれたかのような感じで、年甲斐も無く少々いちびってしまった。お客さん方は笛とともにビロードの展示も楽しんでくださり、館主も喜んではりました。皆さま、ご清聴ほんとうに有難うございました。23日の演奏会でもまたよろしくお願いします。

以下は、案内文
♪ 横笛会(ようじょうかい)京都教室発表会
 11月1日(日)午後12時半開場、1時開演  入場無料・予約不要
 天鵞絨美術館 - velvet-museum ページ!上京区浄福寺通上立売上る)
 色とりどりの竹笛の音をご堪能ください。また、会場に展示されているビロードや、美術館周辺の石畳のこみち、雨宝院などの近隣寺院の境内の紅葉も楽しめると思います。西陣の散策がてらぜひお越しくださいませ。
  こみちは「笛吹童子幻想曲」と「最上川舟歌」を、それぞれ1時頃と2時半頃に吹く予定です。

横笛会・原彰宏篠笛教室「篠笛・横笛倶楽部!」サイト