台北に遊びに行こう!


 僕が住んでいる台南は、良く言えば歴史ある街、悪く言ってしまうと田舎です。特筆すべきものは食べ物がおいしいことくらいで、台湾101のような最先端技術の粋は見ることが出来ません。
 というわけで、台湾の新幹線”HSR/臺灣高鐡(Gao tie/がおてぃえ)"に乗って遊びに行っちゃいましょう。台南から台北はおよそ1時間半程度で、料金は1600元弱なので4500円くらいです。ちょっと高めですが、ふつーの電車を使うと3~4時間くらいかかるらしいので、時間短縮したい場合はHSRに乗っちゃいましょう。
 ちなみに新幹線に乗ったことがある方ならすぐに気づかれるかと思いますが、台湾HSRには日本が技術協力してますので、中身はほぼ日本の新幹線です。



 さて、台北に着いたらまずは腹ごしらえです。ここは世界で一番有名な小籠包を食べちゃいましょう!”鼎泰豊(でぃんたいふぉん)”というお店です。 さすが、有名店だけ遭って日本人であふれてます笑 そして有名だけあっておいしいです。


 エビ炒飯です。パラパラでんまい!


 有名なのは小籠包ですが、空芯菜や炒飯もとても美味しいです。特に夏に行かれる場合は空芯菜は必食ですよ!夏野菜ではピカイチの美味しさだと思います。

 さて、ホテル選びですが、台北には実は温泉があるのをご存知でしょうか。しかも台北市内のMRT(地下鉄のような電車?)で行けてしまう範囲です。北投(べいとう)温泉といいます。
 台北市内にはたくさんのホテルがありますが、どれもふつーのホテルな上に結構なお値段です。値段は大体同じくらいか、少し安いくらいで素晴らしい温泉に泊まれてしまうので、時間に余裕がある方は是非北投まで足をのばしてみてください。 
 市街地からは少し外れてしまいますが、MRTで40分くらいなのでそんなに遠いというわけでもありません。


MRTの北投駅です。


 温泉です。各部屋にプライベートバスが付いているタイプです。大浴場はありません。台湾には全裸で温泉に入る習慣はあまりなく、プライベートバスタイプの温泉が多いです。大浴場がある場合は、大体水着着用での混浴になります。



 そして日本人に人気の観光地で忘れてはいけないのが九分※(じょーふん)ですね。九分は、映画”千と千尋の神隠し”のモデルになったと言われている街で、非常にノスタルジックな雰囲気が魅力の街です。僕が台湾で最も好きな場所の1つです。
※本来は人偏に分と書きますが、表示されないのでフツーの分で置き換えます。



 九分の夕景です。この日はあいにくの天気で、雨がぱらついていたのですが、霧がかかって逆に良い感じの雰囲気になりました=)



 平渓(ぴんしー)も忘れてはいけません。平渓は行灯を空に飛ばすお祭りで有名なのですが、その時期でなくてもプライベートで行灯を飛ばすことができます。大体100~200元くらいです。
 平渓も九分もかつては炭鉱などで賑わった街で、鉱物を運び出すために鉄道が発達していたのですが、現在はその名残で鉄道だけが残り、観光地化しています。
 なので、その雰囲気には他にはない特別なものを感じます。


 猫が寝ていたので思わずパチリ=)


 さて、いかがでしたでしょうか?興味のある方は是非台北に遊びに行って見てくださいね=)