ベールを脱ぐ

http://recommuni.jp/resume/
参加型音楽配信コミュニティ=レコミュニ

音楽評論家の高橋健太郎氏が言っていた凄いものが、
ついこの間発表になった訳なんですけれども…いいですねぇ。
"業界が何もしてくれないのなら自分達で作ってしまえ"みたいな、
そんな意気込みが伝わってくる感じがします。
 
私は、知り合いに会員がいなさそうなのと、
クレジットカードを持っていないので無理ですけれど、
やっぱりこういう試みというものはいい事だと思いますね。
 
大手メジャーレーベルは現在も色々と手を施してますけど、
自分達中心の消費者を考えていないやり方を続けるのであれば、
いくら趣向を凝らせても、それが支持されるとは思えないです。
 
ある意味では、是非ともこのレコミュニには、
頑張って盛り上がっていただきたいなと思っております。
 
知り合いに会員がいて、クレジットカードを持っている方、
9月7日からβ版が始まるようですので、会員になった暁には、
思いっきり楽しんでいただきたいですねぇ。
 
私、割と部外者ですけど。(笑)

認知度と錯覚

音楽情報サイト「いかんともしがたい」の9月2日のエントリーに、
自身としては初めてコメントを寄せてみたのですけれども、
やっぱりこういう事をしていて感じる事といえば、
世間でのCCCDへの認知度が未だに低い事でしょうか。
 
音楽サイト中心で動いていると「CCCDへの認知度は高い」と、
錯覚を起こしてしまいがちですが、一歩外へ出てしまうと、
逆に我々のような人が途端に少数派になってしまうんです。
 
私は、周りの数名の知り合いにCCCDに関する話題を振ってみたのですが、
そこで同調してくれたのが約半分、もう半分の方々は、
「でもリッピングできるから別にいいじゃん」と、
特になんとも思ってない感じでございまして。
 
月に数万円ものお金をCDに注ぎ込む25歳のネットの先輩は、
CCCDもCDなんで買いますよ」と言っておりました。
…やはりCCCDに対しての認知度は低いようです。
 
とりあえず、今までバーッと漠然と訴えてきましたけど、
ここで今一度、CCCDについて特徴を挙げてみましょう。

CCCDについて、簡単にまとめてみた>
概要

  • CCCDは、パソコンでのコピーを制限する為に生まれたもの。
  • トラック部分にエラーを混ぜ、パソコンでエラーを起こさせる手法。
  • パソコンでは圧縮された音源を専用のプレーヤーで聴く。
  • プレーヤーはなんの断りも無く勝手にインストールされる。
  • ↑は専用のソフトを使わないとアンインストールできない。

特徴

  • エラーの混入により、CDプレーヤーでも再生できない機種がある。
  • 再生時にプレーヤーに負担をかける、最悪の場合、壊れる。
  • 「コピーコントロール」と名乗っている割に、リッピングできる。
  • 通常のCDと比べて、CCCDは音質が劣化している。

対応

  • CCCDは最低限の基準を満たせていないので、CDではない。
  • CDではないので、再生して不具合が起きても保証してくれない。
  • レコード会社も責任をとろうとはしていない。
  • 返品に応じてくれるのは開封前まで、開封したら無理、理不尽。

状況

ん〜…ちょっと雑然としすぎたかねぇ…ゴチャゴチャしてる。
でも、まぁ、書かないよりはマシですよね、これは。
 
で、こうして見てもやはり欠点の方が目立ってしまう。
消費者からはやはり反対の声が多い訳なんですが、
レコード会社が"権利を守る!"と言っているアーティスト側からも、
色々な理由で反対されているという、物騒なもの。
 
どうでしょう、お客様、この事について考えてみません?