幕張に行かずに、恵比寿の「レベルX展」に行ってきた。バーゲン会場みたいに混んでいた。会場はワンフロアのみでびっくりするほど狭かった。ほとんど全部のファミコンソフトの外箱や、人気ソフトの体験コーナー、いろんな歴代ハードの展示、著名人の履歴書やインタビュービデオが上映されていた。
来ているお客さんは２０代が圧倒的で、３分の１ぐらいでオタク系女子も混じってる感じ。子供や年配の人はほとんどいない。みんなパッケージを見ながら「うわ！なつかしー！」とかゆってる。展示されているもの以上のものを見ている感じ。それなのにファミコンが大好きなはずの僕はなんか楽しめなくて、どうしてだろうとずっと考えていたんだけど、お客さんのほとんどはたぶん２０年ぶりとかに思い出に再会した人たちで、僕は自分の家自体が「レベルX展」みたいなもんだからじゃん、と気づいた。今日得るはずの喜びをすでに毎日得ていたと言う話。そりゃギャップも少ないわな。うれしいんだか、悲しいんだか。
ファミコンアドバンスSPが早速飾ってあって、限定版はノスタルジックでデラックスなよさがあるけど、実際使う身になって考えると普及版の方がデザインの色バランスはいいかも知れないと思った。
DVD「ホテルハイビスカス」を見た。沖縄の「ロッタちゃん」みたいな話だった。幸せな人たちがだらだらとそこにいて、ただそれを眺めるだけで楽しいと言う映画だ。オチも何もない。ただ幸せで豊か。こんな映画を作るのが仕事っていーなー。
今日の買い物
「TOKYOTRIBE」９巻
「ラジオの仏」山本直樹
「週刊「」」
「懐かしい日本の言葉」
