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啄木の魅力を追い その息づかいに触れてみたい
啄木の息 (本家)
[より高く]
国際啄木学会元会長の近藤典彦さんが研究成果に基づいて啄木の歌集を再構成した「復元 啄木新歌集」(桜出版)が刊行された。
文庫判、316ページ。1050円。桜出版は、電話TEL.03-3269-3420
(2012-02-08 岩手日報)
『復元 啄木新歌集』を読む
(啄木が)氷嚢の下から、どんよりした目を光らせて、いくたびもうなづいた。…「それで、原稿はすぐ渡さなくてもいゝのだろうな。訂さなくちやならないところもある。癒つたらおれが整理する」と言った。(土岐哀果『悲しき玩具』編集後記)
啄木は癒らず訂さず死んだ。
編者は啄木となり幻の歌集を編んだ。
啄木自身の体調とのつきあい、妻・子・母・父・妹・同僚・友らとのあいだ、歌の世界・病院のこと…そして幸徳事件。縦糸も横糸も“編み込み模様”も、パズルのように組み合わせてくれる。
「もう歌はやめよう!」と決断したとき。
一〇月二日から一〇月二六日までの間に、啄木の変身は完了。
天才石川啄木が誕生。
呼吸(いき)すれば、
胸の中(なか)にて鳴る音あり。
凩よりもさびしきその音!
眼閉づれど
心にうかぶ何もなし。
さびしくもまた眼をあけるかな
谷村新司さんは先月TV番組「EXILE魂」に出演し、「昴はわずか1時間半で完成した」と紹介していた。胃の腑に焼き付くような凄い糧を食べたから、それが凄まじい奔流となって詩となり曲となって生まれ出たのだろう。
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『復元 啄木新歌集』近藤典彦 編
一握の砂以後(四十三年十一月末より)
仕事の後
[記念硬貨「世界遺産平泉」中尊寺 金色堂と毛越寺 曲水の宴]
(2012-02-06 岩手日報>風土計)
(2012-02-05 函館新聞社)
[いさりのりんご(盛岡市猪去(いさり))]
「啄木と海」
命の鼓動 魂の叫び
歌人石川啄木の足跡を手繰っていくと、キーワードの一つとして海が浮かび上がってくる。海をめぐる不思議な縁から「啄木特集」をスタートさせたい。(編集委員 黒川伸一)
大という字を百あまり/砂に書き/死ぬことをやめて帰り来れり 『一握の砂』
(2012-01-30 北海道新聞)
[からすなぜなくの]
*カウンセリング研究会【くりのみ】4月定例学習会*
曹洞宗寺院に生まれた啄木の詩歌には、仏教用語が多く見られるものの、その作品にどのような影響を及ぼしているか、具体的な研究はほとんどなされてきませんでした。今回、啄木と仏教、なかでも彼の代表的歌集『一握の砂』と道元禅師との具体的な照応関係を、これまで知られていなかった資料を提示しながら明らかにします。そこにはまったく新しい啄木の作品世界が広がっています。
[ロウバイ]
東京ネジ カフェ公演
「石川のことはよく知らない」
−−−わが泣くを をとめらきかば 病犬の 月に吠ゆるに 似たりといふらむ−−−
岩手の偉人をテーマに、カフェ公演用の小編として書き下ろした「〜のことはよく知らない」シリーズ。
その中でも、歌人・石川啄木の作品や人柄からインスパイアされた「石川のことはよく知らない」は、岩手の風景をバックに、40分の作品中に啄木の歌を散りばめた、ある夫婦の絆を描いた小編。
[ネズミモチ]
今週の本棚:川本三郎・評
筑摩書房・2310円
(2012-01-29 毎日新聞> 今週の本棚 東京朝刊)
<啄木であい道><その 4 (終) >
初秋やまさぬ一夜を髪を梳き/かなしとききぬ歌やこほろぎ
石川節子
啄木の父一禎
〈注:五行ほどあるが「啄木の父一禎」のほかは読みにくい〉
朝日影/流石に雲井に/輝きて/岩手の山の/峰のしら雪
石川一禎
我が娘今日も一日外科室に/遊ぶと言ふが悲しき一つ
石川節子
血に染めし/歌をわが世の/なごりにて/さすらひここに/野にさけぶ秋
石川白蘋
市の公園管理の方が掃除などの手入れをしてくださっていた。
盛岡駅から徒歩数分で到着できる。少し憂いのあるとき、少し迷いのあるとき、少し余裕のあるとき、北上川の流れを見ながら啄木をおもうのにおすすめ。 o^―^o
<啄木であい道><その 3 >
夕ぐれの夢/盛岡中学時代の雅号 翠 /明治三十四年九月/回覧雑誌 秋草より
花ひとつ/さけて流れてまたあひて/白くなりたる/夕ぐれの夢
石川翠江
今日もまた胸に痛みあり/死ぬならば/ふるさとに行きて死なむと思ふ。
ひぐるまは焔吐くなる我がうたに/ふと咲き出でし黄金花かな
石川節子
(右)
絵本読む事にあきて児等二人/土いじりすると庭にありゆく
石川京子
(左)
春子
石川京子の子供
玲児
(右)
花にやゝ/ふれし袂に/香をとめし/くれゆく春の/かたみとやせん
葛原対月
(左)
啄木の伯父対月