ポケロリ〈1〉-りぼんの章-
- 作者: 竹井 10日,池上茜
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/09/30
- メディア: 文庫
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ストーリー(「BOOK」データベースより)
普段は人形としてポケットに収まる美少女型異星人たち。その名をちぢめて「ポケロリ」。スク水、プリンセス、弓道着、メイドスタイルなどありとあらゆるポケロリを使いこなすことができる天才ポケロリマスター山風忍は、自らの相棒であった天使ポケロリを探す旅を続けていた。その彼を闇のポケロリが襲う。人畜無害のはずのポケロリが何故!?忍は戦う。ポケロリの自由と栄光を取り戻すために。前代未聞&奇想天外の大バトル開始。
登場人物紹介
主人公
- 山風忍(やまかぜしのぶ)
本名
- 巴御剣(ともえみつるぎ)
ポケロリ
その他
- 山風刀夜(やまかぜとうや)
【山風忍】
本作の主人公。
導師連盟の天位の大導師の称号を持っている。
大導師は世界に3人しかいない程の希少な称号である。
性格はボケキャラとしか思えないが、この性格になったのは山風忍という名前に改名してから。
以前は巴御剣という名前だったが、山風刀夜に養子に迎えられて改名した。
頭の回転が速く、気が利く、ポケロリに好かれやすい。
【セシル】
天使ポケロリ。性格は天然ボケ。
主人公が初めて契約したポケロリ。
ある事件がきっかけで主人公と離れ離れになってしまう。
【瞳亜】
スク水ポケロリ。ツッコミ担当。
主人公のボケにするどいツッコミを放つ。
水属性のポケロリだが、能力の元であるジェンマが炎属性なので「水」も「炎」も使える。
【アレッシア】
プリンセスポケロリ。お嬢様。
セシルと離れ離れになった直後に出会ったポケロリ。
とても珍しいポケロリで、レインボーダイヤモンドのジェンマを持つ。
しかし、主人公も知らないジェンマなので使いこなす事が出来ないでいる。
【エリカ】
メイドポケロリ。
ジェンマはアクアマリン。水属性。酸を使う。
【セリカ】
セーラー服ポケロリ。
ジェンマはウォーターメロン。能力はスイカを出すだけ。
【リリカ】
体操服ブルマポケロリ。
ジェンマはトパーズ。能力は物質の硬度を変える。
【Q】
弓道着ポケロリ。
ジェンマはパライト。能力は引力のコアを発生させる。
【どぺ子】
ドッペルゲンガーポケロリ。
ジェンマはこの巻では書かれていない。能力は変身。
【しーぽん】
死神ポケロリ。
ジェンマはブラックダイヤモンド。
【横乳(よこちー)】
裸エプロンポケロリ。
ジェンマはブラックダイヤモンド。
【山風刀夜】
主人公の義理の父。
主人公が唯一尊敬している恩師でもある。
セシルと生き別れることになる「タワー・オブ・ヘブンズ・バベル」襲撃事件の時に死去。
キャラクターがやたら多いです。
しかし、あとがきを読むとこう書いてあります。
↓ ↓ ↓
「ポケロリ『山風忍の100人兵団編』そのエピソード2にあたる本巻・りぼんの章は、その100人兵団の一部のキャラクターで構成されています。まだまだキャラが出揃うのは、先です。目指せ、108人のポケロリ梁山泊ですね。」
・・・・・多すぎだろ(笑)
どう考えても無謀としか思えませんね(笑)
まぁ、今後に期待ってことで!
それでは、感想です
話の流れとしては、天使ポケロリのセシルと生き別れ、再び出会う為に旅を続けている。
空腹で行き倒れたところをオーバーオールの少女に助けられる。
あれよあれよと話が流れて、ある事件に関わっていく。
その事件現場が実はタワー・オブ・ヘブンズ・バベルの跡地で、主人公たちのポケロリチームと敵のポケロリチーム(?)が戦うという感じ。
簡単に言うと、ポケットモンス○ーです!!
んー、どう見てもポケモンだよな(笑)
ポケモンのモンスターがロリキャラになったバージョンみたいな感じだと思ってもらえればいいかな?
しかし、設定はパクリっぽいけど中身は全然違うので別物だと思っていいと思います。
既にポケロリマスターの状態で始まりますので(笑)
「ピカ○ュウ!キミに決めた!!」みたいな発言も無いです。確か。
そんな感じなんだけど、シリアスとギャグの使い分けが上手いので読みやすいです。
キャラ数も多いのですが、主要キャラは上の登場人物紹介を見てもらってもわかるように「瞳亜」と「アレッシア」以外の登場は少なめになっています。
おかげで混乱はあまりしないかと思われますね。
そしてページの半分ぐらいは戦闘(バトル)なので見応えがあります。
なんというか、敵がいい感じに強いです。
7対1で苦戦する感じの戦いです。フリーザ様もびっくりな強敵ですね!
友情、奇跡、勝利!!みたいな感じでしょうか。週刊ジャンプには努力が無いので載せられませんね。
ブックオフで100円で売ってる割には意外と面白かった。
絵買いも悪くないと思えた作品でした。
ちなみにイラストは池上茜さんが担当しています。