7月28日(朝日の朝刊に「脳脊髄液減少症」の記事(5回連続),民事訴訟問題等特別委員会の定例会と暑気払い)

午前6時起床
朝刊から。
今日で4回目の「脳脊髄液減少症」の記事を読んでから,切抜き。
先日,最高裁第二小法廷の三行半の決定で終了した脳脊髄液減少症訴訟の依頼者は,お友達から教えてもらった朝日新聞の記事で,脳脊髄液減少症のことを知り,当時平塚共済病院に勤務されていた篠永正道医師の診察を受けるようになって,脳脊髄液減少症と診断され,合計4回のブラッドパッチを受けて,重篤だった諸症状が改善され,現在では,主婦としての日常の生活が送れる状態になった。
 しかし,一,二審の判決は,損保会社の顧問医師が作成した意見書の説明をそのまま鵜呑みにした脳脊髄液減少症については全否定の判断。
 最高裁の決定を受け取った後,損保側の代理人から高裁の判決で認められた損害賠償金と遅延損害金の支払いをしたいので振込口座の指定をして欲しいという電話を受け,依頼者に連絡して振込口座の指定をしてもらって,損保側の代理人に口座の連絡をし,数日後に送金日は29日という連絡を受けたので,その報告を依頼者にしてから,相馬への旅行に出かけたのであるが,旅行から戻った翌朝,依頼者から,最高裁の担当書記官宛に決定に承服することはできないということを記載した書面を作成して送ったというメールが届き,書記官宛の書面のファィルが添付されていた。
 私からは,送られた書面は,恐らく訴訟記録の後ろに綴られて,一審裁判所に送られ,保存されることになるだけで,書記官がその内容について検討したり,調査官や裁判官に見せる必要もないものとして処理されるだけという説明だけの返信をさせていただいた。
 昨日の朝刊に上記決定のトップにお名前が記載されていた裁判官の定年退官による最高裁裁判官交替の記事が掲載されていた。
 10月の法曹会特別会員懇親会でお目にかかれたら,私の依頼者がどんなに悔しい思いをしているかということだけは,お伝えしておかなければと考えているところ。

 本日の予定は,午後3時から5時まで,弁護士会館で民事訴訟問題等特別委員会の定例会,その後,近くで暑気払い。

(追記)
弁護士会館へ出かける支度をしていたら,FAX。
明日依頼者の口座に入金予定の損害賠償金について遅延損害金の計算に誤りがあったとのことで,相手方の代理人からの訂正の連絡。
すぐにPDFにして依頼者にメールで送信。

委員会終了後,新東京ビル地下1階の「ローストチキンハウス丸の内」へ。
参加者は20名ほど。
本日の委員会で講演された法政大学名誉教授の梅本先生もご出席。
先日最高裁判事を定年退官された山浦先生にもご出席のお願いをしたが,奥様とのご旅行のご予定とのことで,今回はおいでいただけなかったそう。
事務局の○○さんが定年のご退職とのことで,その送別会も兼ねた会。
旧東弁会館時代のお話も。長い間,お疲れ様でした。
おいしいお料理のほか,お酒(洋酒)も飲み放題で,会費は5000円。

 散会後ビックカメラの前からバスに。暑気払いに出席しておられた◇◇先生もご一緒に。
 2月の永井先生の最終講義の後の懇親会でご一緒だったそう。
 勝どき駅前でお別れ。

 8時45分頃帰宅。