日々、想う。んで、記す。

プライドを持たない、節操を持たない、愛着を持たない、弱音を吐かない。

カンファレンス 2日目

朝、ホテルに向かう道すがら、Chrisとオーストラリアの移民政策についてなど話しながら。オーストラリアは移民を受け入れて大きくなってきている国。でもいろいろと問題もあるんだよ、という話。それでも、たくさんの国から来た人たちが、たくさんの文化と言語の中で共存している、というのはアメリカと違うよね。Chrisはオーストラリアはアデレード在住で、僕の中では典型的に「楽天的で、積極的で、フレンドリー」というオージーのイメージなんだけど、彼自身はもともとはイギリス人。こういう移民っていうのに関する感覚って、日本とは違うよなあ。
会議最終日も楽しく進む。途中、「教育メソッドにおいて、国ごとに多大な影響力を持つ教育学者/教育者がいる」という話のなかで、「例えば、イタリアで言うとモンテッソーリとかね…」と言う話が出たので、その後のコーヒーブレイクの時に、イタリアのStefanoに訊いてみると、「残念ながら、モンテッソーリはそんなに影響力はない。名前は知っているけど、読んだことある人なんてほぼいない」ということだった。「日本だったら誰だろう?いるか、そんな人!?」と考えていたところだったので、「そうだよね…」と変に納得してしまった。
ルームメイトのChrisのプレゼンが午後にあった。自分の強さと弱さを受け入れている、とてもいいプレゼンだったなあ。ユーモアを持ったプレゼンテーションをできるようになりたい、と思います。ユーモアといえば、昨日プレゼンをしたチリのRodrigoが最初に入った、

My English is not so good. If you don't understand what I say, ask a question or imagine what I'm saying.

ってのが、洒落が効いてていいな、と思った。今度、使おう(笑)
最終日なので、大きな荷物をホテルまでChrisを手伝いながら持ち帰る。徒歩10分くらいだが、通い慣れた道になりました。大きな荷物を最終日にヒーコラ言いながら持ち帰るのは、小学校の終業式の日から変わらぬ伝統ですな(笑)

Last night in Portugal

明日の早朝には空港に向かうことになるので、ポルトガル最後の夜はどうしようか…と思っていたのですが、もう一度Cascaisに行くことに。もう一度ビーチサイドを歩いて、Cascaisまで。
ポルトガルのお土産って何だろうなあ…と歩きつつ、実はポルトガルタイル、というのがあるらしい。言われてみると、家の壁とかに多く使われているな、と。壁にかけたりできるタイルでも買おうか、と街を物色。
f:id:tamekko:20110618192341j:image f:id:tamekko:20110618193711j:image
f:id:tamekko:20110618194214j:image f:id:tamekko:20110618194523j:image
f:id:tamekko:20110618195332j:image
途中、最後のディナーは、一人だけど海沿いのレストランでがっつり飲み食い。魚がたくさん並んでいるボックスから、指さして「これ」とオーダーしたのは、Dourada Grelhadaという魚らしい。うーん、何だろうな。でも、シンプルな塩焼きがおいしい。白ワインと合わせて楽しむ。外は夕暮れの海岸線。ああ、のんびり。
PM9:00近くてもまだまだ外は明るい。少しずつ肌寒くなっていく感じ。電車に乗ってEstorilまで帰り、ホテルの部屋で最後の仕事をちょっとしてパッキング。たくさんの資料とか教材サンプルをもらうため、スーツケースが入らない…というのも毎年のお約束です。機内で読める資料とかも準備をしておこうっと。
f:id:tamekko:20110618202512j:image f:id:tamekko:20110618204314j:image
f:id:tamekko:20110618210304j:image
最後の夕食を打ち合わせにとられて帰ってきた(笑)、Chrisといろいろ話す。明日は一緒に空港まで向かうのです。ルームシェアって、これだけの期間は実は初めてだったのだけど、とても楽しかったな。大感謝です。
f:id:tamekko:20110618210925j:image f:id:tamekko:20110618213506j:image