読書感想文 ドストエフスキー著『罪と罰』 罪と罰とハヤテのごとく!
祝日だけれど早起き。
読書感想文 ドストエフスキー著『罪と罰』
- 作者: ドストエフスキー,Fyodor Mikhailovich Dostoevskii,江川卓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/11/16
- メディア: 文庫
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- 作者: ドストエフスキー,江川卓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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- 作者: ドストエフスキー,江川卓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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- メディア: 文庫
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今日アップロードするもう1本の記事にある経緯で今さらこの作品を読んでみました。タイトルとおおよその内容は知っていましたが読むのは初めてだったんですよねぇ。こういう格調が高いという印象がある作品はどうも私にとっては子供の頃も今も敷居が高く感じます。
年末から読み始めて昨日ようやく読み終えました。
まず。率直な感想を。
おもしろかったです。とてもおもしろかった。そして、読後感もよかったです。上巻あたりは取っつきづらかったですが、最後までちゃんと読めば難しいという作品というわけでもありませんでした。
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読書感想文 『罪と罰』と『ハヤテのごとく!』
はい。ここからはタイトル通りですね(笑)。
おそらく『ハヤテのごとく!』を読まなければ『罪と罰』を読むことはありませんでした。この日記の読者様より『ハヤテのごとく!』とドストエフスキー作品には共通点があるという指摘されたのだけれど、ドストエフスキー作品を全く読んでいなかったのでさっぱりわからなかったのですよ。
去年一つ読んでみたのですが、初期の作品だったようで作品で語られる思想的な部分ではドストエフスキーの代表作の一つではあるらしいのですが、指摘を受けたようなことを感じることはできなかったのですよね。
さて、その共通点というのは「ポリフォニー」あるいは「ポリフォニック」という言葉で表現することができるということでした。
もしかすると初出はここではないのかも知れませんが、自分のサイトをGoogleで検索してみてその言葉が最初に出てきたのはここです。
実際にドストエフスキーの長編『罪と罰』を読んでみて、それを実感することがようやくできました。