読書感想文 中井英夫著『虚無への供物』

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)



いわゆる新本格と呼ばれるジャンルの推理小説を書く作家さんが影響を受けた、という話はよく聞いていたのですが、私は読んでいなかった作品の一つです。
本屋でふと目に止まったので、これもなにかのご縁と思い読んでみる事にしました。


推理小説を読むのは異様に速いみたいなのですが、あらかじめ得ていた無駄な予備知識もあったのでじっくりと何日かかけて読んでみました。



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