いちブロガーとして

時代の速度についていくのは大変だ。

携帯電話は、高校のクラスの40人中30番目くらいに使い始めた。大学時代は、レポートを作成するためだけにパソコンを使用していた。大学を卒業してからは、テレビをビデオやDVDをみるための液晶としてしか使用していない。

雑誌も古いものを読むのが丁度良いくらいに、全てにおいてワンテンポ遅れているような気がする。時代の波に乗ることはとっくに諦めているけれど、「自分は、時代の波に乗らなくてもいいのだ」と開き直っているわけでもない。

月刊誌なんて新しさがうりのようなものだけど、最近ブログをはじめたということで、2005年4月発行のユリイカ(特集はブログ作法)を読んでいる。二年以上も前の雑誌。

ブログをはじめようと思ったきっかけは、「ブログがどういうものか知りたかったから」だ。ウェブ上の日記、というくらいの、もしかしたら誤っているかもしれない知識は持っていたけれど、「ブログの面白さとは何なのか」ということがわかってはじめたものではない。

日本のブログ人口は、いまや900万人ほどらしい。日本の人口を1億2000万人とすると(実際は、1億3000万人のほうに近いけれど)人口に対する割合は、7.5%。100人いたら7人ブログをしているというのは多いように思える。

今までは、面倒くささのほうが好奇心に勝っていたけれど、だんだん好奇心のほうが強くなり、ブログをはじめるに至った。

日記をここに書き始めてから一ヵ月経った。今のところ書くのは愉しいけれど、自分にとってのブログが、自分のためにする記録以外にどんな意味を持つものなのかはまだよくみえていない。ウェブリングとかの機能もいまいちわかっていないため、ブログをしているとは言えない状況なのかもしれない。いろんな機能を調べたらよいのだけれど、何をするにも時間がかかるのでまだ手をつけられないでいる。

こんな状況にあって、「ブログとは何ぞや」と、勉強も兼ねてこの2年前のユリイカを読んでいる。古い雑誌で勉強するのはちょっと効率が悪いだろうか。ミクシィについて書かれてあったり、ニート・ひきこもりのブログガイドがあったりで、私にはそんなに古い話題でもない、と思えるのだけれど・・・。


ユリイカ2005年4月号 特集=ブログ作法 あるいはweblog戦記

ユリイカ2005年4月号 特集=ブログ作法 あるいはweblog戦記