SRX10周年

▼超機大戦
コトブキヤSRX組み立て完了。

こりゃスゲエ
凄まじい色分け。パネルライン単位でパーツ分割されておりSRXの複雑怪奇な配色がほとんど再現できてます。
ディテール的にも背中にはR-1の腕と脚部が露出し、腕と胴体部の接合部分はR-2の足の裏だし、フトモモはR-3の腕部と脚部だったりと、Rシリーズの造形がしっかり入っており、3機のメカが合体するロボットなのだというディテールになってます。
脚部のブレード部分や関節部分などはスライド成型されており合わせ目消しの手間が省けるし、そもそもほぼパネルラインで構成されているロボなので合わせ目がほとんど出ない。脚部とR-1のパーツくらいかね。
個人的に問題を挙げるとすれば、やや頭部が小さめなのと、ZOソードがクリアーパーツじゃなかったことくらいで、非の打ちようがないくらいSRXしてます。素組みじゃツインアイが再現できないので、その辺にあったガンプラシールを切り取って貼り付けてます。
正直ここまでやるとは思ってなかった。この徹底した色分けはガンプラでも普通ここまでやらない。あまりのパーツの細かさにランナーだけ見てもどこがどの部分なのかさっぱり分からず、組み立てていくうちに設定画通りの配色になっていくし、パーツの合いもばっちりで組んでて非常に楽しかったです。
それ以外の画像はこちら
http://usjma.net/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=110;id=entame2


SRXは新スパロボで初めてあの超絶合体ムービーを観た時から一目惚れした個人的に物凄い好きなロボットであります。発表当初はあの頭部がカッコワルイカッコワルイ言われていて、ネットでそういう意見を見るたびにムカついてたもんで、
「アレはああいうカッコ良さなんじゃァァァァァァァ!」と啓蒙活動をしていた頃が懐かしい(当然こんな風には書いてませんが)
もともとこの頭部はデザインを手がけたカトキハジメ氏のアイディアであるし、合体ギミックの設定も含め時間をかけて煮詰められ「10年持つデザイン」として設定されたそうな。『新』の発売が1996年なんで今年で丁度デビュー10年周年。今となってはあのデザインも受け入れられて後継機のバンプレイオスには引き継がれております。もともとスーパーロボットのデザインといえば、ダイナミック系の円柱球体ロボか、勇者系の目と鼻と口がついた四角ロボに二極化されるわけですが、10年経過して見てもSRXはそのどちらにも属していない、何かにも似ていないという事を考えると先見性の高さが伺えます。少なくとも自分はSRXに似ているロボなんてバラタックくらいしか知りません。


ロボットは顔が命なわけですが、SRXはパッと見て意思がまったく感じられない、何考えてるのかまったく分からなさそうな顔、というのは如何にもカトキ氏らしい極めてリアル志向によるスーパーロボットであるともいえます。3分しか合体できないとか10回しか合体できないとか起動制限がやたらあったし。
それと先見性も高さとあるけれど、ファンの間でOG最強ロボとして君臨しているというこの状況「強い=カッコイイ」というシンプルな捕らえ方がSRプロデュースによって念入りに時間をかけて定着されていった結果ともいえましょう。


▼アニマックス コードギアス 反逆のルルーシュ 第4話
ルルーシュのテロリスト変装、仮面を被りキラゼロを名乗る。
死刑確実のスザクを奪還していくという緊迫した展開を、マスコミを使い策略とハッタリとギアスの力で見事成功させるも、最後の最後でスザクにやり方を否定されルルーシュの完璧さにミソが付くという、ストーリーの運び方が見事としか言いようがない。
1話から良かったけど、4話で評価確定。間違いなくこの作品は面白い。
それとジェレミア卿は「全力で見逃せ」発言で巷で大人気らしい。
アバンで「この頃はそう思っていた」とナレーションがあったけど、やっぱルルーシュは考え方がどんどん歪んでいって転落していくことになるのかねえ。