HGUC リ・ガズィ レビュー



※他の画像はコチラの画像置き場で。


シャアのネオ・ジオンを完全に嘗めていた連邦内でロンド・ベルが厳しい台所事情で運用していたZガンダムの廉価版。性能はそれなりなんだろうがアムロが乗ってようやくヤクト・ドーガと戦えるくらいなのでシャアに同情された。スパロボではMS形態をお目にかかった事があんまりない。ちなみに同じ出渕裕氏デザインのバウを同じカラーにして頭部を変えるとほとんど同じになる。
5年前に発売されたMGがぶっちゃけあまり良ろしくなく、スペースファイターの合体ギミックで力を使い果たしちゃったよな感じで、プロポーションも可動も残念な出来だったのですが、HGUCでは5年の技術蓄積でサイズダウンしつつ問題点を解消しております。
リ・ガズィって、肩、脚部、シールドの楕円な面構成が微妙で、普通に立体化するとZガンダムほどシャープなイメージにならず、カッコよくならんのです。特に頭部、Z系に見えて実はどのガンダムにもぜんぜん似てない独自なものになっており立体化のバランスが難しいようで、MGでもMIAでもハイコンプロでも、正面から見ると下膨れみたいな顔になるんだけど、HGUCでは絶妙なバランスで男前になってます。
可動の方は、まぁ派手なポーズをする機体でもなし、このくらいでいいとして。シールドの取り付けが腕側面取り付けもできるんで、ポージングの幅は広がってます。

これ
逆シャア時代のMSってシールドが腕正面取付けだからカッコよくシールド構える事ができないんだよねえ。これはいずれ出るであろうνガンダムジェガン、サザビ−でも採用して欲しいもの。
合わせ目は、頭部と肩部に出ており、腕部には最初からパネルラインが入ってます。色分けは塗装が必要なのはBWSの主翼のみでそれ以外は完璧。シールでカバーできます。ヤクト・ドーガの出来も良かったし。00展開中でリリースペースは落ちてるけど最近のHGUCのクオリティはかなり高いです。