ROBOT魂 ターンX レビュー



「我が世の春が来たぁ!」
放送後に監督の通称にもなる数多くの名言を残した歩く富野節、ギム・ギンガナム御大将の乗機。
ROBOT魂ガンダム00展開を除けばモビルスーツ1発目に選ばれたのこのターンX。過去に可動モデルでは放送時にでた600円の1/144キットしか存在しないので、実に絶妙なチョイスといえます。
↓以下、画像と解説







▼正面。見る角度によって印象が変わる左右非対称シルエット。







▼バストアップ。さすがにツインアイのモールドはなし。







▼背面。背部ウェポンプラットフォーム「キャラパス」(通称、甲羅)の複雑極まりないモールドも忠実に再現。キットでは再現されなかったハンドビームガンと3連装ミサイルランチャーも付属。





▼キャラパスを外した状態。∀に共通する背面ディテールもしっかり再現。





「ほう、これがシャイニングフィンガーというものか」
これも1/144ではできなかった(というか初期設定になかった)溶絶破砕マニュピレーターの展開も差し替えで再現。





「地球人になぁ! ∀の量産化など・・・できるわきゃねえだろーーー!」





「ディアナがそんなに好きかーーーーー!」
肩と腰の可動がボールジョイント式なのでこのポーズも難なく可能。
可動はボールジョイント中心なのでポージングの幅は広いです。欲を言えばフトモモにロール回転が欲しかったけど。




▼キャラパスに収納されているビームライフル。小さい。





▼同じくバズーカ。小さい。
インストには「ビーム・バズーカ」って書いてあるけど、ビームだったっけ?





▼初商品化のハンドビームガン。やはり小さい。武器が全体的に小さ過ぎ。機体のシルエットを崩さないとこうなるのはしょうがないんだろうけど・・・・





▼同じく初商品化の3連装ミサイルランチャー。取り外しできるけど、グリップ部がないので持たせようがない。





「お前の生体反応データを取りつつ、神の国への引導を渡してやる!」
分離オールレンジ攻撃「ブラディー・シージ」は、いちおう機体を設定通りにバラバラにする事はできる。






▼劇中ではほとんどモーフィング変形している脚部(フィンファンネルらしい)は、折り畳めてビーム砲口モールドもあり。完全再現は無理だけど、それっぽいことはできます。





月光蝶である!」





▼MGおヒゲ様と並べてみる。やはりこのサイズ差では絡ませようが・・・・。MGで出してくださいホビー事業部。





「このターンX凄いよ! さすが∀のお兄さん」
ターンXは左右非対称のシルエットに全身に入った複雑なモールドと、∀以上に立体化が難しい機体だけど、エッジもモールドもシャープで問題なし、可動もよく動きます。しょうじき、「ターンXの立体物」というだけで買ったけど、思った以上によく出来てました。武器が小さいことを除けば概ね満足。
スミ入れは必要最低限の部分しかしていないので、この辺は自分でしっかり入れた方がいいです。あの幾何学モールドはスミ入れしてこそ映えるので。ツヤ消しもした方がいいかなー、この先ターンXの可動モデルなんて出るかどうか判んないし。


ROBOT魂[SIDE MS] ターンX

ROBOT魂[SIDE MS] ターンX