METAL BUILD ダブルオークアンタ レビュー


ダブルオーガンダムの後継機。ベースとなるフレームはダブルオーと共通だが、ツインドライヴシステムが不完全だったダブルオーとは異なり、新造された2基のGNドライヴによりツインドライヴの安定稼働を実現。イノベイターに覚醒した刹那の力を最大限に発揮する事を前提として開発された本機の最大の特徴であり、究極的な目的はクアンタムバーストシステムにあり、トランザムバーストを上回るGN粒子の高濃度領域を発生させ、人々の意識を繋げ、相互理解を促し「戦いそのものを止めさせる」事にある。
純粋な機動兵器としての戦闘力も絶大で、ELSとの最終決戦後に行ったヴェーダのシミュレーションでは、フルセイバー仕様で刹那のイノベイター能力を最大限に発揮した場合、地球圏へ飛来したELSの一群を単機で壊滅可能(様々な不確定要素は考慮せず、という条件付きで)というデータも弾き出されている。
劇場公開当時はほとんど戦闘しなかったというイメージが強かったですけど、7年も経つとスパロボやらGVSやらで戦いまくってるので、もうそんな印象も無いですな。MBエクシア、MBダブルオーライザーが発売されたのが2013年。さぁ次はクアンタだ、と思っていたら4年も経過していましたが、00十周年で満を持しての発売です。
↓以下レビュー






▼シールドを外した状態での正面。






▼完成品ながら、アップにも耐えられる頭部の精密さです。






▼シールド装備。
最終主役機ながら過度な装飾は加えず、エクシアとダブルオーの良いところ取りな絶妙さ。









▼GNソードV装備。





▼GNソードV・ライフルモード。






▼GNソードビット射出。
リング状のスタンドが付属するので、周辺にソードビットを浮かせるなどの展示が可能。





▼MGから追加されたギミックとして、各ソードビットの手持ちと、腰サイドアーマーにGNソードVをマウント可能。






▼GNバスターソード。劇中未使用。







▼GNバスターキャノン。トランザム時には大出力で振り回すライザーソードに。





▼MBから追加された新設定、クアンタムバースト・タイプレギュラー。
想定内での状況下で使用する場合での、クアンタムバースト。全身の装甲が展開し、発動後には通常形態に戻れる。







▼装甲以外にもシールドの正面部が展開、ソードビットもスライド。





▼胸部は別売りのボタン電池で発光ギミックあり。






▼こちらが劇中で行ったクアンタムバースト。
想定外の相手であったため、最初からGN粒子を最大放出するため、胴体とシールドのGNドライヴ2基を直結。コンデンサーを露出させ、必要最低限な装甲以外は全てパージ。機体内部に貯蔵された全粒子を放出。







▼「人類の存亡をかけた、対話の始まり!」
この状態のクアンタもROBOT魂のプレバンで商品化されましたが、商品単品で再現できるのはメタルビルドが初となります。






▼リングスタンドにはエフェクトパーツを取り付け可能。
GNフィールドにするもよし、量子テレポート時のワームホールにするもよし。






▼メタルビルドでガンダム00主役機揃い踏み。





ハイクオリティな塗装。金属パーツの質感と安定感。豊富なエフェクトパーツ。ケチの付けようもないです。大まかな形状はMGと同じですが、細かい部分がブラッシュアップされている上に、今までのクアンタのどの商品でもできない通常形態とクアンタムバースト両形態再現。ほぼ全身の外装が外せる仕様なので、パーツ数もMGと同等。27000円を払う価値は十分にあると言えます。

拡張パーツとしてフルセイバー再現のGNソードIVのプレバン発売が予想されますが、欲しい人に行き渡るためにクアンタフルセイバーのセット版も発売して欲しいところです。