NEC presents SPACE SHOWER TV SOUND BREEZE 押尾コータロー、つじあやの、DEPAPEPE
さて、DEPAPEPE、つじあやの、押尾コータローというぼくのストライクゾーンど真ん中のアーティストによるイベント、スペシャーの「サウンドブリーズ」に行ってまいりました。
一度に3組も見れてお得感は強いし、最後にスペシャルな企画もあって、楽しいけど、それぞれの持ち時間が短いこともあるし、それぞれの固定ファンの反応が微妙だったりして、一体感とかいうのを考えると、やはりそれぞれのフルレングスのライブが見たいなぁと。4月20日の青山イベントも3組だし、ちょっとほんちゃんライブまで我慢しとこっかな。
さて、本題のライブ。17:50くらいに東京テレポートを降りると、やたらと風が冷たく強い、寒い。一度デックスへ出てよってこやで強風京風ラーメンに九条ネギを大盛して食し、一路ZEPPへの道を行きます。
ZEPPに入り、ビールを受け取り中へ。NECがスポンサーなのでロビーではNEC製品のデモが行われていますが、どうもライブっぽくない感じ。
ライブハウスで全席指定ってのも初めてなら、ライブハウスのフロアにずらりと椅子が並べられているシーンも初めて見ました。
客層はというと、いつものつじあやのライブ時の「おおむね男女比5:5男女連れ率高し」、とも「女性中心に男女連れ率もそこそこ」ともちがう、やたらと中高生男子3〜4人連れとか40代以上のグループが多いという変な年齢構成、この辺の世代のライブの客層では中心層となる20代後半〜30代前半層がなんだか少ない印象です。
ファン層としてもどうやら前にコーチンファンが陣取っているのはわかるものの、コーチン5割あやの3割DEPAPEPE2割っていう印象の客席でした。
ライブは19時丁度に開始。NECがスポンサーってことでLaVieのCMに出てる玉木宏が登場。ただし昨年の春風爛漫のパパイヤの貢献度の足元にも及ばない、「何しに来た?」状態。右横の40代おば様軍団はきゃぁきゃぁ言ってたけど。
で、まずはDEPAPEPE登場
途中掛け合いにチャレンジしたり、三浦君の積極的なMCというのはインストデュオとしては異色な気もするけど、2人の人柄のよさがにじんでいました。
正直聞き流すにはDEPAPEPE嫌いじゃないというか好きです。三ツ沢にも来てくれたし。でも、ビールも入って座って、暗いところで聴いているとスゥッと眠気が…。ラストの7曲目、曲名はわかりませんが、昨年三ツ沢で聴いたとき同様、何度聴いてもシャリーンの「愛はかげろうのように」だ…。
で、バンド構成のためセッティングに手間取りつつも、つじあやの登場。チェロの徳澤青弦はじめバックもいつものメンバーです。あやのタンは白いニットに明るいグリーンのロングスカートで登場。
つじあやの
- 1.風になる
- 2.春風
- 3.七つの海越えて(新曲)
- 4.年下の男の子
- 5.黄金の月
- 6.恋人どうし
- 7.桜の木の下で
つじあやのもきっかり7曲で終了。桜満開ということで、春風、桜の木の下で、初めてライブで聴く人にとっつきやすい「風になるから」のスタート、意表を衝かれた「恋人どうし」、最初のさびの思い切った外しっぷりが笑えつつも、そういえばこの曲も「ぼく、きみ」でなく一人称「わたし」なのだな、と思った新曲、とバラエティに富んでいるようでかなりバランスを取った選曲でしたね。普通にいつものつじあやのライブでの反応に近かったです。「桜の木の下で」ではいつもどおり思わずじわっと来てしまいます。
押尾コータロー
- 1.Busy2
- 2.Chaser
- 3.翼
- 4.オアシス
- 5.サバンナ
- 6.Brilliant Road
- 7.ハード・レイン
まさにいつものコータロー品質。客との掛け合いもどうに入ったもの、ハードレインではコータローライブでははじめてみるオールスタンディングと大盛り上がりのうちに終了。この人のスーパーテクはいつ見ても思わず笑いがこぼれてしまうくらいすごい。
デパペコ
- 1.デパペコのテーマ
デパペコ+つじあやの
- 1.恋は桃色
さてコーチンの「最後まで待ってた人はきっといいものが」というティーザーキャンペーンもあり、カーテンコールにこたえて明るくなったステージには椅子が4つ。
ただしはじめに出てきたのはコーチンとDEPAちゃんPEPEちゃん*1の3人。この3人で絶妙にかみ合わないトークの後、デパペコのテーマを演奏したし、ここでライブのときと同じ白いブラウスとバッタっぽいスカートのあやのタンも椅子に座り、4人で細野晴臣の「恋は桃色」をしっとりと歌い上げてくれました。
3時間ほどのライブ。それぞれの時間は短いながら、スペシャルなジョイントも見れて満足しました。
*1:嘘。徳岡、三浦