J1第18節 対ジェフユナイテッド千葉・市原@横浜国際

横浜FCは降格を争う千葉と一応ホームの横浜国際で対戦4万人を超える大観衆を集めましたが、0-1で惜敗。中断前の一戦を落とし、最下位で中断期間に入ります。

横浜FC 0(0-1)1 千葉

  • 14:05キックオフ 横浜国際総合競技場
  • 得点
    • 千葉 山岸(9分)
  • 警告
    • 横浜 早川(55分)、平本(66分)
    • 千葉 池田(39分)、中島(89分)
  • 出場選手
    • 横浜 GK菅野、DF山田、早川、小村、和田、MF内田(80分 中島)、鄭(87分 山口)、根占、滝澤(89分 玉乃)、FW難波、平本。 <サブ>GK小山、FW三浦、チョ・ヨンチョル、藪田
    • 千葉 GK立石、DF斎藤、中島、池田、MF水野(85分 米倉)、佐藤、工藤、楽山(73分 伊藤)、羽生、山岸、FW巻(89分 黒部)。 <サブ>GK岡本、DF結城、ジョルジェビッチ、FW新居

スポンサートーマスの大量チケット購入のおかげもあり、かなり入ったスタンド。43000人という、横浜FC最多の入場者の名か、出来れば勝利で飾らせてあげたかったですね。

前節からトモキチがサブからも外れて和田が左サイドバックへ。山がサブにヨンデがスタメン復帰、奥に代わり難波が久々のスタメン、と和田の所以外は現時点ベストと思える布陣。
サブにこーやんと玉ちゃんが復帰です。

千葉は2トップを捨てて3-6-1に。下村、水本、ストヤノフを欠くとはいえ基本フクアリの時と同じ布陣なので、あのときの反省点に立って頑張って欲しい物。前回は水野になかじが翻弄されて相手に主導権を渡してしまいました。今回は和田にその重責が集まります。

その和田、DF面ではしっかりと水野そしてフォローに入る羽生を押さえていました。
序盤から押し気味に試合を進める横浜は3分、ロングフィードを左でためたタッキーからのクロスをニアで難波がヘディングシュート。これは枠を外しますが、いい形でゲームに入ります。


しかし、好事魔多し。9分山岸と楽山のワンツーに楽々と釣られてしまったヤマタクとオムさんが山岸を中央でフリーにしてしまい、先制されてしまいました。
イヤな時間に先制された横浜ですが、その後はヨンデ、ねじが中盤でボールを支配して、再び押し気味に試合を進めますが、ヤマタクの軽率なボールの失い方がちょっと不安。

しかし、16分うっちーのインターセプトからの駆け上がり、無謀とも思える強めのフィードに足を出した斎藤が思わずオウンゴールを決めそうになったり、そのCKでも波状攻撃があったり、21分にはタッキーの左からの長めのFKにまたもニアで難波が飛び込んだり、24分には難波が粘った中央のルーズボールをタッキーがすげぇミドルと良い流れが続きます。

32分には難波の飛び出しに思わずGK立石が飛び出し難波と交錯してゴールマウスがからになりますが、これはタッキーが決めきれず。
その後もゲームを支配しながらもゴールを奪えなかった横浜。
前半は0-1で終了です。

後半、いきなり根占のフィードに平本とナンチャンが数的優位のまま抜け出すシーンがあったもののこれを平本が持ちすぎて決めきれず。

後半はしかし、ヨンデのバックパスを相手に奪われたのをきっかけに25分まで千葉の攻勢にさらされます。
しかし、7分の佐藤勇人のスーパーミドルをスゲが腕一本で神セーブ。追加点を許しません。
すると18分には先ほどのミスの罪滅ぼしか、タッキーのクロスの折り返しをヨンデがダイレクトミドル!!
完璧に決まったかと思われましたが、これはバーを叩き決まりません。
運にも見放された横浜。しかし攻勢に出る横浜は、平本のポスト、難波の飛び出し、うっちーのボール奪取を中心に攻め立てますが、攻めているだけになかなか交代が難しい状況に

80分やっと動いた横浜はうっちーに代えてなかじ。しかしここは動けていたうっちーを代えたのがもったいなかったですね。山田が前に出ますが、これは余り効かず。続いて43分、いたんだヨンデに代えてヤマを入れると迷わずリベロに下がりまたも3-5-2に。

いきなり、難波の突破でチャンスを作りますが、最後タッキーに代えて玉ちゃんのリーグ戦初出場の交代もあったのですが、後一歩及ばず0-1の敗戦。
最後の方2回連続で訪れた絶好の位置でのFK。今年全然蹴り慣れていないなかじしかキッカーが残されていなかったのは本当に残念。せめてうっちーかタッキーが残っていれば…。


これで勝ち点10で1ヶ月の中断期間にはいることが決定です。
敗色濃厚な今の位置ですが、僕は、取れそうで取れない前半の戦いの中、有る程度からりとしてしまいました。

落ちるなら落ちるで良いじゃないか。
のこり16試合、とにかく楽しくサッカーを見よう。その結果が残留ならなおのこと良し。降格したとして、元々何も失うモノがない僕らだ。とにかく。後半戦からは素っ裸で行こうぜ。

なにか後一つが掛けていたとすれば、水野、羽生、山岸、巻のとにかく結果を出したいというよこしまなやる気だったでしょう。
そこに勝利への後一押しがウチに足りなかったことは残念でしたね。