10年前、会社の先輩に連れてきて戴いたのが最初。以後、ここの味が忘れられず何度も足を運ぶ。先輩によれば、昔はもっと安かった代わりに、それなりに汚かった。でも味は確か。そこいらの店とは全然違う良い油を使っている。中華は油の良し悪しが味を決める。その先輩は、天才的な営業マンだった。どう考えても圧倒的に不利な状況を天才的な話術で乗り切って行く。勘が良く、大きなリスクを取る度胸もあった。仕事だけでは無く遊びも一流だった。そんな尊敬する先輩が会社を去ることになったので、いろいろ思う事があり、何故か名古屋にいる俺は味仙で独り呑み。
ピータン。
ビールのアテに最高。文句無く美味い。
豚足。
ここでしか味わえない深みのある味。強烈に美味い。芋焼酎に移行。
回鍋肉。
猛烈に美味い。トロトロの豚肉、シャキシャキのキャベツ、味噌、油。もう完璧。
茄子炒め。
茄子マニアの俺としては外せない品。超猛烈に美味い。ニンニクの香りが発っていて、茄子は衣を付け揚げてから炒める凝りよう。
チャーシュー。
蒸したあと、タレと油を掛けて仕上げる。文句無く美味い。
台湾ラーメン。
台湾ラーメン発祥の地と言われる味仙では外せない品。汗が吹き出す。文句無く美味い。
味仙を訪れる客の90%は頼む青菜炒めと70%は頼む酢豚を今日の気分でパスしてしまった。
〆て1人で6.4千円。