五線親父の縁側日誌

2017-11-12 フィギュアNHK杯を見て雑感

[]フィギュアNHK杯を見て雑感


宮原知子は5位、本郷7位、白岩8位 NHK杯

https://www.nikkansports.com/sports/news/201711110000470.html


浅田真央ちゃんが引退して、日本フィギュア、ちょっと成績が落ちるかもと思っていたが、それが出ちゃったかな。元々日本人が、自己顕示のカタマリのこの競技で、世界トップを張ってることが、一種の奇跡なんだけど。


方や女子はロシアの若手の進出が今や全盛。GOE=出来栄え加点、等というよくわからん点数制度にしっかり対応して、前半に全くジャンプを跳ばず、後半に必ず手を上げさせて跳ばせる、徹底した点数稼ぎを叩き込まれて成果を上げている。日本も手をこまねいているとどんどん追い抜かれるぞ。新ルールにしなやかに対応したほうが勝つのだから。


と言っても、果たしてこんな、体育的な点数稼ぎで金メダルを取って、それが本当にフィギュアスケートの真髄と言えるのか。疑問は残る。世間は「金メダルこそ至高」で、いくら美しく感動しても、成績が悪ければ何もならない、スポーツなんだから、って言うだろうけどね。


芸術表現だの西欧の舞踏伝統だのが複雑に要求される摩訶不思議競技。本来は「俺が、俺が」って性格じゃないとやれないはず。でも日本は、また別な角度から、多分システマチックな徒弟教育制度と、生真面目さを武器に、この競技の頂点に立った。画期的なことだと思う。だから日本人にとっては、フィギュアスケートが「点取り虫的に」システム化されればされるほど、実は有利なはずなのだ。日本のコーチ陣もロシアを見習って、GOE主体の新ルールに早急に対応し、選手にしっかり仕込むべきだと思う。場合によっては「出来の悪い4回転より、出来の良い3回転を」で。


ただしそんな風に、ガリ勉して「1位=金メダル」を取って、それが良いのかどうか、その先に何があるのかは、私もわからないけれど。例えば、札幌オリンピック・女子フィギュア金メダルは誰だったっけ? ジャネット・リンは何位だったっけ?


ロック音楽で「全米No.1ヒット曲」ってのも大事だけど、1位でも忘れ去られた曲は多く、9位程度だけど永遠に残ったスタンダード曲、ってほうが多いんだよな……なんてことを考える自分は、やっぱりスポーツがわかってないのかもしれない。

2017-10-15 Negicco福島公演

[]Negicco福島公演


昨晩はNegicco福島公演、見に行ってきました。在宅出不精よれよれデブ親父には大英断ですよ(^^;


今回はキャパ380、椅子付き小ホールという、この上ない条件でした。しかも土曜日、コレは千載一遇のチャンス!


席取ったら最前でした!!\(^^)/ しかし、上手端っこスピーカー前。この時点で音はもうわかりませんね。でも3姫至近距離!!ぽんさんの美脚が常に眼中!(#^^#)しかも3人とも客席に降りてきて、もう直ぐそばを通った!!もう死んでも良いかと(爆)


音は諦めましたが、ダンスのフォーメーションはまざまざと見られました。なんというか、Perfumeほどびしーーっとじゃないんですが、それでも3姫のシンクロ率は極めて高い。お立ち台に登るタイミングすら、練習で合わせているのかと思ったほど。見事でした。

それと「ネギホーンズ」生ラッパセクションの3人も素晴らしい。固定メンバーでライブを回るのも3年目なんで、息もピッタリ。煽りまくり乗せまくりで楽しいです。(^^)


愉快なMCでは、例によってリーダーの暴走がはじまります。


かえぽ:私はいわき市の水族館アクアマリンふくしま」に行ってきました。

なお:水族館で「おさかな天国」歌った?さかなさかなさかな〜、魚を食べると〜♪

かえぽ:食べちゃダメだよ(苦笑)

めぐ:私は昔の修学旅行会津に、湖でスワンボード乗って。

なお:スワンてあひる??

客:白鳥ーーー!


他、物販のトートバッグ紹介では、童謡「ポケットの中からビスケットがひとつ〜」をもじって「バッグの中からいろんなものが一つ」とNAO☆ちゃんが歌い、物販紹介します。 定番キャラの「キレ気味の先生」も演じられましたが、これも毎回、よくわからない(苦笑)


ラスト。ぽんちゃがちょっと鼻声で「今回は体調万全に臨めなくてごめんなさい」と頭をさげるシーンも。誠実な職人気質。私は全然気になりませんでしたよ。

2017-09-16 この世界の片隅に

[]この世界の片隅に


購入しました。


f:id:terryyokota:20170916111044j:image


原作を読んでいましたので、ストーリーに対しては衝撃はなかったです。ですが別の箇所で衝撃が……。それは「音声」。最初、セリフの部分の音量が低くて「?」と思ってみていたんですが、空襲シーンで急に轟音が響いた(++)狙いなんでしょうがこれはびっくりしますね。背景描写の凄まじい綿密さ、のんびりした広島弁のほのぼのさと、この空襲シーンの怖さの対比がすごかったです。


終戦の日から4ヶ月後まで描かれますが、その喪失感がたんたんと胸にきます。でも旦那の周作さんが優しく、最後まで生きて、原作でも映画でもそこが救いでした。


【追記】

■「この世界の片隅に」原作本。

https://www.amazon.co.jp/dp/4575941468/

 

アニメ版2目回目みました。傑作と認めつつも、「原作も同時に読んだ方が絶対いいよ」と、言わざるをえません。

 

主人公すずが花街で迷子になった時に助けてくれた女郎さんの「リンさん」とは、もっとエピソードがあるのに、それがごっそりカットされています。まあ百歩譲ってテーマと時間の関係上仕方なかったとしても、当時の女性の悲しみを表現した部分が、やっぱり抜け落ちてしまうわけですね。


同時に、すずが、なかなか子供が出来ないことへの、周囲からの無言のプレッシャーに耐えている部分。これは原作でも表立っては書かれてないけど、何とはなしにあるわけですね。この部分も抜けてしまう。フェミニズムに傾きすぎると反戦テーマがボケるとはいえ、何か一つ、触れてほしかった。

 

あとは原作の絵ですね。唐突にタッチを変えて挿入される絵日記風別エピソードとか、アニメ版はやっぱ原作には敵いません。映画を見た方はなおさら、原作漫画を読んで欲しいですね。

2017-08-28 フィギュア歌舞伎「氷艶〜破沙羅〜」放送

[]フィギュア歌舞伎「氷艶〜破沙羅〜」放送


■氷艶〜破沙羅〜ニュースレポ動画

https://youtu.be/yq4ciTZzSF0

 

良かったと思います!歌舞伎役者さん達がかなりスケートを滑っていてびっくり。特に悪のヒロイン・岩長姫役の市川笑也さんは、重そうな衣装でも滑らかにターンとかもする。調べたらアイスホッケー経験者だそうで、なるほどと納得。

 

一方フィギュアスケーター達は一切セリフなしで、まあ無理もないんですが、ちょっとはあったほうが良かったかな。高橋大ちゃんが「陸上」でキレキレの結構長いマイムを見せてくれて、ココは流石でした。

 

画期的な企画ですが、ともかく恐ろしく手間暇はかかりそうですし、早々は出来ますまい。しかしこの無理難題を企画しやってのけた染五郎さんには大拍手でしょう!!\(^^)/

y-loveroseやっちy-loveroseやっち 2017/11/01 22:48 テリーさん、お久しぶりです。
だいぶ前にこちらの記事を読んでいたんですけど、コメントが今ごろになりまして<(_ _)>
行きたかったなぁと、このアイスショーに。
残念・・・。
ところで、カロリーナ・コストナーが復帰しましたね?!この間の試合をテレビで見ていたんですが、ロシアの選手より日本人選手より、一番感動しましたよ。技術の優れているであろう若い世代には醸し出せない「優雅さ」や「色気」のようなものがあり、素晴らしいなぁと魅入っていました。
こういう演技に久しく出会えていなかったから、新鮮な気持ちにもなりました。
いいですね、コストナー。

そうそうテリーさん、スポナビ+ブログが、とうとうサービスを終了するらしいです。メールで案内が届きましたが、さて、無期限終了にしているとは言え、来年の1月末で閲覧も出来なくなるとあって、どうした事かと・・・。
私が使っているgooブログへは、うまくデータのお引っ越しが出来ないそうで、事務局が推奨しているのは、
FC2、ハテナ、ライブドア、エキサイト、・・・等。
テリーさんがお使いのハテナはハードル高そうだし、FC2も難しそうだし、とまぁ、考えが定まらず。
年内ゆっくり調べてみることにしますわ。
何か参考情報ありましたら、教えて下さいませ〜。

初めてスマホからコメント送りますね(^-^;
ちゃんと届きますか・・・。

terryyokotaterryyokota 2017/11/01 23:56 >やっちさん。
おっ。お久しぶりです。(^^)
バサラ、画期的でしたけど、やっぱお代が高かったようです(泣)

>カロリーナ・コストナーが復帰しましたね?
こっちも注目してみてますよ。素晴らしい復活です。
若い選手と同じように3-3とか跳んで、その上にあのマイムの美しさですからね。(^^)

>事務局が推奨しているのは、
>FC2、ハテナ、ライブドア、エキサイト
・・・う〜〜ん。でもどこも、簡単にはいかないはずですよ。
結局全部テキストで落として、手作業になったりしますから。
ご自分でよくかけた記事だけ引っこ抜いて移転して
コメント欄の投稿は、諦めろとは言いませんが、
ほどほどに切っても良いと思いますよ。

最近はFacebookばかりになっちゃいました。
うちの書き込み記事は、登録しなくて読むだけなら
誰でも閲覧可能にしていますので、よかったら。
https://www.facebook.com/terry.yokota1

2017-08-18 アイドルアルバム3選

[]アイドルアルバム3選


はい。あいかわらずアイドルポップス中心に、CD音楽ヲタ三昧の夏です。で、ほぼ同じ時期に3枚、とても素晴らしいアルバムが出たので聴き狂っております。


■脇田もなり「I am Only」

http://tower.jp/item/4524034/I-am-ONLY

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大阪ファンキーアイドルエスペシア」から独立後、ソロデビュー盤。グループ時代からのテーマである「80年代風ファンク&EDM」もキープされています。そのサウンド面もご機嫌なんですが、それより何より本人の声がいい歌がうまい!特徴的な、ちょっとねじ曲がって出てくるような声、これがとっても魅力的。ミディアムの平歌で声を抑えた時も色気があって良い。彼女シンガーとして本当に超大物に育つかもしれないと、密かに期待しております。(^^)


WHY@DOLL 2nd「WHY@DOLL

http://tower.jp/item/4467146/WHY@DOLL

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札幌出身のデュオの2枚目。ここも基本はファンク&大ディスコ大会……と思いきや、聞かせる曲も多く意外でした。歌唱力の進歩も感じられ、詞が結構響いて入ってくる。声質の爽やかさ可愛さとサウンドの風通しもよく(生ギター3フィンガー主体の曲とかもある)長くちょくちょく聞けそう。


RYUTist「柳都芸妓」

http://tower.jp/item/4549576/%E6%9F%B3%E9%83%BD%E8%8A%B8%E5%A6%93

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新潟の若手アイドルグループ。もう3枚目か。王道ポップスなんですが、楽曲が、かつての大瀧詠一もかくやと思わせるほど、作・編曲の凝りまくりぶり・綿密ぶりが異常にすごい(笑)その難曲を十代主体の彼女たちが、コーラスも交えて完璧に歌い切っているのだからたまらない。とはいえおゲージツではなくあくまでアイドルポップなのは流石。ご当地新潟古町コンセプトも貫かれています。

2017-07-15 オージェイズとフォー・トップス

[]オージェイズとフォー・トップス



■The OJeys「992 Arguments」


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■The Four Tops「One Chain Don't Make No Prison」


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1970年代前期、公民権運動などを経て黒人の個人の意識を大きく変わってきた時代。ソウル/R&Bの音も変革期を迎えていました。マーヴィン・ゲイダニー・ハザウェイ等のニュー・ソウルの新しい音が勃興してきたのです。

 

対して、いわゆる旧勢力だったコーラス・グループ達も、時代の波に遅れまいと奮闘して行きます。その代表格とも言えるフォー・トップスとオージェイズ、この2つが、同じようなやり方で音楽を作っていくんですが、ここがなかなか面白い。


まず2グループとも、レコード会社を移籍し、作詞作曲スタッフなどをガラリと変えてから、再びヒットを出している。ここが共通しますね。オージェイズフィラデルフィアの作詞作曲コンビ・ギャンブル&ハフ。フォー・トップスの場合はダンヒルレコードのポッター&ランバート。この二組の作詞作曲コンビ、サウンド面でもかなり共通項が多くて、どうやら強烈に意識し合っていたんではないかと、私は推測せざるを得ません。


音的には、軽快でポップだった60年代モータウンサウンドに比べ、より重厚で切れ味鋭くなっています。ストリングスを多用した華麗な編曲が特徴で、このへんは驚くほど似ている。例題に示した2曲は、歌詞のテーマも同じ。夫婦喧嘩をいさめて、もう一度やり直せないかい?という歌。はっきりポッター&ランバート側がパクリ……もとい、意識してインスパイアしてると思います。

 

でもって、ロックサウンドではない、あまり主流とはいえないこの辺のソウル系の音が、筒美京平を中心とした日本の歌謡ポップスに、多大に影響していくのも面白いですね。お陰で日本では、こういう風なアレンジが、逆にメインストリームになってしまったと。(^^;)で、達郎やらユーミンに続いていくわけです。

2017-07-13 Negicco「愛は光」

[]Negicco「愛は光」


Negicco「愛は光」


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「ねじ曲がったポップス」のキリンジ兄が、まさかこれほど直球で素直な歌詞を書くとは。しかも、ネギのこれまでの苦労した軌跡、ネギライトに込められたファンとの絆を、きちんと歌に織り込んでくれた。アイドルとしてはまさに「月」のように控えめな存在だった彼女らを、長い道程で出会った関係者達と、そして何よりファン達が、ネギライトの光で照らして導いてきたのだ。よくぞここまで歌にしてくれた。これはネギヲタは兄やんに感謝せねばなるまい。私達ファンとメンバーをあらためて結ぶアンセムとなりました。