「燃えよ、ピンポン!」 映画

teru10162008-03-26

1000円 水曜レディースデイ
以前、映画は慎重に選ぶと言ったが、例外もあるw 卓球は10年以上やっていたので、昔「ピンポン」窪塚洋介主演にも飛びついたがすごくおもしろかった。あれで初めてARATAを知って熱をあげたし、大倉孝二中村獅童もすごいインパクトがあった。さてこの作品はアメリカの作品だが、題からして中国っぽい。やはり中国人が出てくる。裏社会で行われている卓球大会への潜入捜査を元卓球少年のランディに依頼して探っていくという単純なストーリー。卓球以外にもカンフーとかアクションとかラブロマンスとかサスペンス(はあまりないか)ごっちゃ混ぜのおもしろさは確かにあった。しかもCGがリアル本当っぽい。でも・・・うーん・・主人公のランディが昔天才、今凡人のメタボだしなぁ・・(^^;)  ヒロインは色気たっぷりでよかったのだが。あと中国人の師匠の天然ボケもおもしろかった。全体的にそこそこにおもしろかったけど、映画館で見なくてもよかったかな・・25億円もかかってるって??w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!衣装とか道具類ではなさそうだからやはり技術料なのかな・・・余韻に浸る暇もなくキャナルのユナイテッドシネマから同じ階のシティ劇場に走る。やっぱり間が5分ってのはきつかったな・・・

「ライオンキング」 福岡シティ劇場

13時半時〜〜 10500円 劇団四季
今月初、まだシンバ&ナラは田中&熊本コンビだ。ますますいい感じに仕上がっていっていると思う。5月末まで売り出されていたのだがやっと延長が決まった。ひとまずほっ・・しかし、慎重に2ヶ月半である。まあ、慎重にならざるを得ないところはあるだろう。そういえば、東京のウィキッドはエルファバもグリンダも複数キャストでまわしている。濱田エルファバ人気なのでずっとそれで走るかと思えば今回はそれこそ慎重に役者を使っている。マンマ・ミーアのときの保坂さんや石丸さんのこともあるので一つの役に縛り付けないようにしているのだろうか?確かにこれで濱田さんまで辞めてしまったら原因はこのハードなキャスティングにあると思わざるをえない。まあ田中&熊本がこのくらいでめげるとは思わないが、四季が演目を見せるというならばもう少しいろんな役者を使ってはどうだろうか?上手で贔屓の役者さんを見たいのは山々だが、そうそう辞められてはたまらない。今月7月にやっと保坂さんが退団後の舞台に立つ。続けるのも大変だろうけど、辞めるのはもっと大変そうだ。あーライオンキング(^^;) 春休みに入って平日マチネにも子供がたくさん!いいなぁ〜この雰囲気。時々赤ちゃんの泣き声も聞こえるけど、他の演目ほど厳しくはなく、おしゃべり声もたくさん。でもこのきらきらした子供たちの目を見るとほんとにうれしくなってしまう♪ えーっと・・他にも内容でいろいろ書きたかったけど、今回はこのくらいで・・・次回は4月に四季お初の友達と。楽しんでくれるといいな(^^) さて次は隣接のぽんプラザホールへ・・・

「1つの戯曲からの創作をとおして語ろう!」 ぽんプラザホール 

19時〜 1000円 福岡演劇フェスティバルFFAC企画創作コンペティション
上演審査まであがってきたのは『劇団ぎゃ。』、『非・売れ線系ビーナス』、『MMST』既に書類審査、プレゼン審査を経て、上演審査の段階である。以前、演出ワークショップとして同じ演目での演出の方法を競うものがあったけど、創作全体になるとまたちょっと違う感じになっている。戯曲は岸田國士の「紙風船」。事前に台本が配布されたが旧かな使いでとても読みにくい。これを読んで作るのか・・まず非・売れ線系ビーナス。妻と夫それぞれの役者となぜか黒子のような田坂氏。セリフのほとんどを映像や服や家具、新聞、本などに貼り付けそれらがぽんぽんとボールのように飛び跳ねていく。若い二人でこの戯曲のかなりヘビーな夫婦像が出せるのかと思ったら意外に今風の若者夫婦という感じで新しい風を感じた。映像も駆使して視覚に訴え斬新な演出だった。次にMMST。なんとなくコンテンポラリーダンスを思わせる動きに抑揚のないセリフ。上手いのだろうけど、ぞっとする感じがあまり好みではなかった。最後にぎゃ。堺さんが夫と妻の両方を演じて(しかも衣装や髪型すら左右男女仕様w)笑いを巧みに混ぜながらそれでいてリアルな演技。おもしろい。終了後に審査とは別に観客賞を選ぶための投票をする。私の配点は上記を読んで想像してください(笑)水、木と2日行い、木曜に審査結果が発表となるらしい。木曜に出演者の知り合いから結果の報告を受けた。最優秀作品賞にはMMST、観客賞にはぎゃ。  私の感覚とプロの審査員はやっぱり違うのだなぁと思った。