「ソウルサーファー」 映画 

teru10162012-06-27

1000円  レディースデイ
実話に基づいた話、べサニー(アナソフィア・ロブ)は美しいハワイの島の海で育ち、プロサーファーを目指していたのだが、大会に優勝し、スポンサーもつき、これからというときに練習中にサメに襲われ左腕を噛み取られてしまう。  一命は取りとめたものの、再びサーファーを目指す彼女の前に数々の困難が。  一度はあきらめようとするべサニー。  教会のサラ(キャリー・アンダーウッド)と津波に襲われた国の支援ボランティアに出かけたべサニーは困難に立ち向かう人々を元気づけるとともに自分の可能性もまた信じようとする。  優しい家族(父母、兄たち)の献身的な協力のおかげでついにまた大会へ出場することになった。  はたして結果は?
ベサニーの強靭な心にも驚くが本当に家族愛にあふれていてうらやましい限り。  親友でライバルなアラナ(ロレイン・ニコルソン)もステキで可愛い。  サーフィンのことはさっぱりわからないけど、パドルとか波に乗るとかチューブとかちょっとわかったかも。  大会の実況中継もおもしろかった。  とにかく海がきれい!! 私も島育ちだけど、泳げる海ではなかったので、もっぱら貝採りばかりしていたw  プロスポーツ選手の多くはそうだろうけど、大変な努力家が多いし、才能もまた必須なのだと思う。  べサニーのすごいところは波を読む勘? シックスセンスというやつね。  誰もが予想しなかった波を読んだ! というクライマックスは本当にトリハダが立った。  本気で戦ってくれたというライバル、マリーナ(ソーニャ・バルモレス・チャン)もかっこよかったな〜
最後に本物のべサニーのニュースも写真で登場。 女優のべサニーより大柄だけど、可愛いよ♪  ホントに腕がない〜 辛かっただろうな〜 そういえば映画でもサーフィンだけでなくこんな私を好きになってくれる男性はいない、って落ちこんでいたな。。 お母さんがそんなことないわよ、って慰めていたけど、若い女性にとっては容姿も重要だもんね。 でも堂々としているべサニーは本当に綺麗で凛々しかった。 感動をありがとう(^^)v

「愛と誠」 映画 

1000円  
 高校生のときの愛読書。 決して当時安くなかったコミック本を発売を心待ちにして買ったな〜  今考えるとものすごくべたな話なのに心に響いたんだろうなと思った。  もちろん西条秀樹主演の映画も数回観た(笑) お金持ちのお嬢様、早乙女愛武井咲)は小さいとき暴走するスキーを止めて助けてくれた太賀誠(妻夫木聡)に恋心を持った。 11年後に彼を探し出した愛は少年院から出てきた彼を迎え、自分と同じ名門青葉台高校へ編入させて彼を更生させようとガンバル。 あーそれなのにやっぱり退学になった彼は花園実業高校へ転校し、悪の巣窟の中で高原由紀(大野いと)や蔵王権太(伊原剛)らと学園中を巻き込んでの大乱闘を起こし始める。
 普通に原作を映画化したのではおもしろくないと思ったのか全編コメディに変身している。 しかも突然歌い始めるという、似非ミュージカルっぽいような。。 最初に誠がケンカをするシーンで「やめろっといわれても〜♪」歌いだしたときには目がテン。 愛の天然ぶりも原作に輪をかけている。 でもあの笑顔がすっごく可愛い咲ちゃん。 誠に本気でどつかれても何度も向かっていく様は今みたらアホちゃうかと思うけど、当時は涙うるるだったのよね〜 「あのスバラ〜しい愛(といって鼻を高くする動作w)をもう一度〜〜」の意味はよくわかんなかったよ。 これまた道化の一人「君のためなら死ねる!」の岩清水弘(斎藤工)も原作よりは不細工だけど、一番笑えたキャストかも。 そして愛の両親(市村正親一青窈)も最高♪  ミュージカルスターの市村さんをこんな役に使うなんて(大笑) まあこないだのテルマエもちょっと笑えるキャラだったからいいか。 
いろんな強烈なシーンが時々原作とリンクする。 ガムコ(安藤さくら)を脚をつかんで、窓から宙吊りにするシーン。 今だったらみんなスパッツはいてるからパンツ丸見えってことにはならないんだろうけど、当時はこれすら性的な描写っぽくて赤面しながら読んだものだ。 実母、太賀トヨを踏切の中で抱きしめ、一緒に死んでやるというシーン、あった、あった〜〜  唯一感動した場面だ。  劇中歌のほとんどが当時の歌謡曲。 それらもすべて懐かしかったし、べたべたでも、コメディでも、なんだかんだと30数年前を思い出し、郷愁に浸れた作品だった。 
でも・・・これって今の若い人にウケルのかしら?^^;