「レモン・サイダー・バカンス」 博多リバレインホール

teru10162014-05-05


14時〜 2100円(5人割) 万能グローブガラパゴスダイナモ

作・演出:川口大

2005年初演、このときは2バージョンのオムニバス公演だったみたい。 自分のブログを読んでも詳細は思い出せない。
でもあの変な置物を壊しても壊しても現れるってのはすごくよく覚えていて楽しかった記憶があった。
排水溝から変なものが次々にぐちゃぐちゃ出てくるとかがすごく印象に残っている。
今回のは変な置物が出てくるほうだからリコシェ編なんだな。
旗揚げの次の作品だったのではないかな。
8年も前だったのか。。。
矢ヶ部さんが出てたよね〜福岡さんも出ていたっけ。。うーん。。やっぱり出演者情報も残しておかないと^^;

カフェオーナーのまっこさん(鶴田佳奈子)は近所にできたメイドカフェに客を取られて機嫌が悪い。
常連客の一志橋(阿部周平)と偵察に行くもその繁盛ぶりにげんなり。 
バイトのアカネ(田崎小春)と大林(川口大樹)も困っている。
一方、大林はひそかに漫画家志望で、偶然店にやってきた売れっ子漫画家の蒲田(早樋寛貴)に原稿を出版社に紹介してもらおうとする。
さらにその一方であかねはバイク事故で因縁をつけてきた諸見里(椎木樹人)に変な置物を高額で売りつけられる。
ここで、それぞれの思惑でうその上塗りをしていき、そのあやしい置物とか漫画の原稿や示談の書類とかが入り乱れて
相当おもしろい展開となる。壊しても増えていく置物(銀のふくろうに見えたのだけど。。。)やどれに何が入っているのか
わからなくなってくる大封筒とか。

こんな複雑なあらすじよく考えたよね〜 8年前の川口さん。

最近入団の早樋さんと田崎さんは頑張っていて良かった。 鶴田さんも完全復帰のようで嬉しい。
川口さんがこれだけがっつり出演する舞台は久しぶりに観たような気がするけど、実に楽しそうにやっている。
一志橋役は石橋整さんと2キャストだった。バッシーバージョンも見たかったな。

観劇の入門はコメディがいいと思う。それから徐々にコアなものを観ていったほうが入りやすいのでは。
私は入門がK2T3だった。 いろんな人に楽しんでもらおうというサービス精神の旺盛なガラパは熱烈なファンが多い。

次回は「よれた僕らの水平思考」とじ込みにこの作品の最初のほうの台本が入っていた。グッジョブ!
うんうん、思いだしたよ〜〜〜(^^)v

「大耳ライブ2014」 飯倉チープサイド

19時半〜 1500円(ワンドリンク付) 大耳ネットワーク企画

総合プロデュース 下松かつと


名島表現塾関係のお芝居は最近も何度か見ているけれど、大耳の表現系は数年前に大耳の夕べを見たきりだ。
あのときはパピオの隅で、「なにこれ?」と半ばカルチャーショックを感じていた。
かろうじて楽器の演奏は理解できるものの、ガムテープ男さん、ごめんなさい、あのときは怖かったです^^;
祈りのような舞踏やペインティングも今いちわからずに、これが表現?と思っていた。

あれからアングラやいろんな形態の演劇やダンスも見て何でも受け入れられるようになってきた。
こうなってくると楽しくなってくるね♪ 狭いライブハウスでぎゅうぎゅう詰めの客席でドリンク片手にワクワクする。
大耳メンバーの表現は特に想いがあふれ出てきているようで胸がきゅんとなる。
でも、そうは言うもののやっぱり一番好きなのはお芝居なんだけどねw

ラインナップは次の通り

マスタードシード
ギターと太鼓のデュオ、イケメンの二人に萌え。と、演奏中に太鼓の革がバチン!と割れる。
わわ、でもトラブルも楽しみに変えるのが表現者なんだね。

☆とうどうせいら
すごく可愛くてふわりとした女性詩人、白いワンピースで優しく詩を紡ぐ。
かと思うとサザエさんになったりと笑える要素も満載。ステキ

☆ガムテープ男
ガムテープを巻き巻きして詩を語るというたぶん世界で一人なんじゃないかな〜 どうしてもミイラ男を想像して
小さいときのトラウマにびくっとするけれど、ガムテープの隙間から見えた優しそうな表情に安堵した。

☆コンポジット
アートパフォーマンスユニット
ペイントアーティスト?IHARAさんが壁に張った紙に色んな色を塗り重ねていく間に
笠井拓さんのキーボードと田崎ちょこさんの踊り。一見ミスマッチかと思われる組み合わせがとても美味!!これいい

☆僕らは何でもないただの人だった
名島表現塾芝居組
最高!! 以前も箱崎水族館で観た鹿児島寿さんのお芝居!あのときも面白かったけど、鹿児島さんって上手い!
そしてかずっちこと日向和枝さん、いやもうすごいってば。 感動〜〜〜 純愛万歳!ネットアイドル万歳!

ほろ寒い5月5日、連休の最後を楽しく締めくくった♪