「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」 映画

teru10162018-08-24


1100円  

監督 オル・パーカー

ギリシャのカロカイリ島で、母ドナとの夢だったホテルを完成させたソフィ。
人生で最高に晴れやかな日を迎えた彼女は、支配人とオープニングパーティーの準備に駆け回りながらもその心は揺れていた。
夫のスカイが、ニューヨークに転勤する可能性が出てきたのだ。(映画紹介サイトより)

大大大好きなマンマ・ミーア!
前回の映画も本当に楽しかった、まさか10年も前だったなんて?
四季の舞台に至っては、8年前の広島公演が最後の観劇だった。なんて時間は早くたつのか。。
まさか続編があるとは思わなかったよ。前作の謎解きみたいな感じかな。
もちろん、上のあらすじは導入部分で、ちょっと問題ありな状況を示して、がつんと大昔にスリップしていくのだけど。
まさかのドナは死んじゃったスタートだったけど、ソフィが妊娠して母を振り返るというストーリー展開が実に巧妙!
しかも前回のキャストが全員元気に出演しているってのが俳優たちにとってもすごいことだと思う。
それに加わったのが、若きドナを始め、若き3人のパパ、若き2人の友。そしてグランマ!(これ最強)

映像は今だったり、昔に戻ったり、顔やファッションを見ながら、必死でついていったw
とはいうものの、昔でもそんなに古く感じないところがやっぱり今の作品だからだろう。
いきなり大学の卒業式で踊るドナたち、角帽の生徒たちも引き連れて踊り、歌いまくるのがミュージカル映画の定番だね〜
ララランドの高速道路ダンス程の仰天はしなかったけど、見てるだけで胸がわくわくする。

3人の夫たちとの出会いを具体的に再現して、現在の夫たちとリンクするのだけど、生々しくて。
それにしても若きドナを演じるリリー・ジェームズの可愛いこと!!!
自由奔放で明るくて周りをがんがん引き込んでいくドナと素晴らしくマッチしている。
道徳心が欠けているのか?と最初は思ったけれど、ただ、自分の正直なだけなんだ。
サムに婚約者がいるとわかったときのドナはただの傷ついた女の子だった。
そして、ターニャ、ロージーたちとの長き友情がどのように培われていたか、
納得のストーリーだった。

ちょっとだけ突っ込み。
嵐にあってパーティが台無しになったシーン。
10年前ならいざしらず、今はこれだけ天気予報が完璧に当る時代に、
野外パーティがダメになる予想をしないってのが、どうなの?
あとソフィは10年も子ども作らなかったのか?と。・・・ドナの娘なのに。
なんて、不謹慎なことを考えてしまったのはご勘弁を。。赤ちゃんができて良かった♪

アバの定番ナンバーももちろん満載で、しかもあまり知らない曲もいろいろ使っていて、新しいアバを知ることができた。
知ってる曲は小さく口ずさんでいたのはごめんなさい。 踊りたくてうずうずは我慢。
不仲だったドナの母との再会や船客たちのダンスと歌は圧巻。ダイナモスの衣装もダンスも最高!
そして、後日檀のソフィの子どもの洗礼式にドナママが登場したときは涙涙。
娘を残して死ぬ母親の辛さは想像するにあまりある。

シェールの若さというかしわ一つない顔やスリムな体には驚き。
顔は整形できても、あの体や動きはかなりの努力を要すると思う。
メリルストリープは割と年相応な感じだったのでその対比も面白かった。

いい映画だった。が、前作を観てない人にお勧めできるかは自信なしw

あ!もうひとつ、パンフレットに知寿さんの記事(コメント含む)が載っていてとてもうれしかった♪

出演
ソフィ     アマンダ・セイフライド
サム      ピアース・ブロスナン
ハリー     コリン・ファース
ビル      ステラン・スカルスガルド
ターニャ    クリスティーン・バランスキー
ロージー    ジュリー・ウォルターズ
スカイ     ドミニク・クーパー
若きドナ    リリー・ジェームズ
若きロージー  アレクサ・デイビーズ
若きビル    ジョシュ・ディラン
若きサム    ジェレミーアーバイン
若きハリー   ヒュー・スキナー
若きターニャ  ジェシカ・キーナン・ウィン
シエンフエゴス アンディ・ガルシア
ルビー     シェール
ドナ      メリル・ストリープ